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2023年1月19日のブックマーク (2件)

  • よしい亭 | シタマチコウベ

    文:竹内厚 写真:竹内厚、岩順平 苅藻の夜は暗い。とりわけ新湊川沿いの道は倉庫や工場も多く、「夜」を存分に味わうにはもってこい。 そんな中、一軒の住宅から明かりが漏れる。こちらが今回の目的地「よしい亭」。 窓の向こうにのぞく室内は、ふと目にしてしまった他人の家のごとし。手前には回転焼きの鉄板が。 あまりに情報量のない写真が続くと不安になるかもしれないので、昼に撮影した1枚も。軒先で回転焼きを売る”ひとんち”にしか見えないが、夜になればナイスな鍋店へと変わる。 入店。ベタすぎて我慢したいけど、それでも口をついて出てしまう「ただいま」のひと声。 玄関入ってすぐの居間・客間にあたる部屋に、日の鍋がすでにセットされていた。近所の寄り合いの風景ではない。 すき焼き用の肉がどさっ。近所の精肉店「庄田軒」で仕入れる肉を惜しみなく。そして、すべての鍋は自動的に飲み放題付きに。「酒の杯数数えるのも邪魔く

    よしい亭 | シタマチコウベ
  • 石神井公園は僕にとって、いつまでも「永遠の楽園」だ(寄稿:パリッコ) - SUUMOタウン

    大泉学園と石神井公園 僕が生まれ育ったのは、東京都練馬区の西の端、西武池袋線の大泉学園という街だ。もう14年も住んでいる石神井公園は、その隣駅になる。 子どものころ、石神井にいとこの三兄弟が住んでいた。まんなかの女の子が僕と同い年で、上下に3歳ずつ離れた男の子。全員と仲が良く、いとこのうちへ年に何度か泊まりがけで遊び行くのが楽しみだった。 駅寄りの「石神井池」エリアと、道路を挟んでさらに広がる「三宝寺池」エリアからなる「石神井公園」は、都内でも有数の自然豊かな場所で、子どもの僕にとっては夢の楽園だった。起伏のある公園内を走り回り、うっそうとしげる林のなかを探検したり、池でザリガニ釣りをしたり、駄菓子屋でおやつを買いいしたり。 子どものころの思い出が詰まった石神井公園。こちらは三宝寺池側毎回、親が車で連れて行ってくれたので、子どもの僕には家からの距離感もよくわかっていなかった。とにかく、い

    石神井公園は僕にとって、いつまでも「永遠の楽園」だ(寄稿:パリッコ) - SUUMOタウン