厳しい表情で辞任会見に臨む中川昭一財務・金融担当相=東京都千代田区の財務省で2009年2月17日、木葉健二撮影 「もうろう会見」で引責辞任した中川昭一前財務・金融担当相が先進7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)出席のためローマに出張した際、民間のチャーター機を使用し、その料金が4100万円だったことが26日分かった。衆院予算委員会で川内博史氏(民主)の質問に財務省が明らかにした。 財務省によるとローマには中川氏を含め20人が赴き、総費用は6000万円。チャーター機以外は、定期便を利用した職員の飛行機代と20人分の宿泊費1300万円など。11人を派遣した日銀は総額1300万円で、うち飛行機代は900万円だった。 チャーター機の定員は8人。中川氏のほか警護官、政務秘書官、財務省職員3人の計6人が搭乗した。 予算委で与謝野馨財務・金融・経済財政担当相は「予算審議中は国会に出る時間を最大限