オーストラリア南部の広い砂漠に、その小さな町、クーバー・ペディはある。 最寄りの町から800キロ以上離れ、夏になると日陰でも気温が45℃まで上がり、厳しい暑さのために人影は消える。核戦争後の世界を描いたオーストラリア映画『マッドマックス/サンダードーム』のロケ地にも近く、荒涼とした風景が広がる。 2016年初めにクーバー・ペディを突然襲った大雨は、町の年間降水量の半分に当たる雨をたった2日でもたらした。鉱山労働者は、地面が乾くまで仕事に戻ることができなかった。(PHOTOGRAPH BY TAMARA MERINO)
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