アルビノ(先天性色素欠乏症)の子どもを背負う母親(2014年5月5日撮影、資料写真)。(c)Milliyet Daily / AFP 【2月3日 AFP】アフリカ中部のコンゴ民主共和国で、アルビノ(先天性色素欠乏症)の男児(5)の遺体が、頭部と両脚のない状態で見つかった。当局が2日、明らかにした。呪術での使用目的で殺害された可能性があるとみられている。 現地当局によると、男児の遺体は1日、ルワンダおよびブルンジと国境を接する南キブ(South Kivu)州で発見された。 アルビノ支援団体によると、同州内では2009年以降、同様の状態で遺体となって見つかったアルビノが18人に上る。さらに、アルビノの墓10基が荒らされ、誘拐未遂も22件発生したという。 コンゴでも他のアフリカ諸国と同様、アルビノの体の部位を使った呪術で富と名声を得られるという俗信があるため、アルビノが狙われる事件が後を絶たない