全国で強盗事件が相次ぐ中、19歳の少年は指示役をやって捕まり、少年院に収容された。 少年は体育館の入り口で一礼したあと、教官に連れられ、私たちの前に現れた。その顔には、まだあどけなさが残る。 「目的は…

将棋が中学受験に役立つかを検証する「将棋教室ラボ」の初回授業。将棋と学習は思考のプロセスが似ているのだという=横浜市青葉区(斉藤佳憲撮影) 将棋は中学受験に役立つのか-。こんな命題の検証に、日本将棋連盟や大手進学塾のSAPIX(サピックス)、東急の3者が連携して取り組み始めた。受験勉強に入る前の小学3年生を対象に、3カ月間将棋の授業を行い、腕を磨く。狙いは「正解のない問いを考える力」を養うこと。深い思考力が学力向上に資する効果を実証しようという取り組みだ。 「ネット時代に得難い経験」検証の舞台は、中学受験率が高い横浜市青葉区に東急が開設した「将棋教室ラボ」。女流棋士の北尾まどかさん(44)や中学受験を経験した現役棋士を講師に、将棋の腕(棋力)を上げることで論理的思考力を鍛え、試行錯誤を繰り返す集中力や応用力を身に付けることを目指す。 10~12月に授業などを計11回実施。小学3年生12人が
2015年からギフテッド教育に取り組む 翔和学園には、小中学部、高等部、大学部があり、小中学部はフリースクール、高等部は民間の教育機関として位置づけられ、大学部は、18歳以上の支援を必要とする若者向けの障害福祉サービスを提供しています。この学園に通うのは、ADHD(注意欠陥・多動性障害) と ASD(自閉スペクトラム症)の両方を持っている人、あるいは片方を持っている人、学習障害がある人などです。現在の学生数は90名で、その内訳は小中学生が8名、高校生が8名、大学部の学生が46名(正確には「大学生」ではない)、さらに、卒業後、就職のトレーニングを受けている人たちが28名います。卒業後のメンバーは、就活メインの人だけではなく、作業ベースで過ごしている人もいるそうです。小中学生は学区内の小中学校に在籍していますが、不登校やいじめなどにより、校長先生の許可を得てこちらに登校しています。 同学園でギ
1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授などを経て、現在MP人間科学研究所代表、産業能率大学兼任講師。著書に『「さみしさ」の力』(ちくまプリマー新書)、『思考停止という病理』(平凡社新書)などがある。 教育現場は困ってる 今、教育の現場では、あらゆる学習において、社会に出てからの実用性を重視する実学志向が強まっている。だが、基礎知識や教養、物事を深く考える習慣を身につけさせないのであれば、先の読めない変化の激しい時代を柔軟に生きることは困難だ。今の学校教育のあり方の問題とは何か。 バックナンバー一覧 「勉強ができるようになりたい」~学生の頃、一度はそう思ったことがあるのではないだろうか。どうやったら勉強ができるようになるのか。親ゆずりの知能が高ければいいのか?しかし、知能が高くても「学ぶ力」がなければ勉強ができるようにはなら
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く