今年は頼もしい若者との出会いがとっても多い。 5月17日、HOPE100の事務局宛に1通のメールをもらった。テキサス工科大の大学院に通っていて、現地で復興支援の活動をした、今は、夏休みで帰国中、何かHOPE100でも協力できたらというメールだった。そのメールに何か他とは違う「熱意」を感じて、「すぐ会って話そう」ということになった。その男、梅原洋陽(うめはらひろあき)、25才。笑顔満点の男だった。 3.11、彼は留学先のテキサスにいた。「いてもたってもいられなくなって」彼は、留学先の大学先で募金活動を始めた。最初は募金箱を持って、街頭に立っていたけれど、ただ募金を続けるだけでは飽きられてしまうと、「和」テイストの企画・イベントを次々に起こして、募金を集めた。その金額、1.3万ドル。彼とその仲間が動かなければ実現できなかった数字だ。被災地の力になるのに、被災地からの「距離」は関係ない。彼の話を