埼玉県の所沢警察署の29歳の巡査が、ことし8月勤務中に酒を飲んだうえバイクを運転して交通取締りの現場に向かったとして、酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、所沢警察署の交番に勤務する29歳の男の巡査です。 警察の調べによりますと、巡査はことし8月、勤務中に缶の酎ハイを3本余り飲んだうえ、交番のバイクを運転してスピード違反の取締りの現場に向かったとして、酒気帯び運転の疑いが持たれています。 現場にいた同僚が酒の臭いがすることに気づき、警察署に戻って検査をしたところ、基準を上回る呼気1リットル当たり0.4ミリリットルのアルコールが検出されたということです。 警察は10日付で、この巡査を懲戒免職にしました。 巡査は調べに対し、「7月ごろから勤務中に酒を飲むようになった」と話しているということです。 埼玉県警察本部の布川賢二首席監察官は「職員が勤務中に飲酒したうえ職務に当た