「おそらくは、現地の電話会社と、業者が結託している。国際電話料金の一部を、電話会社からキャッシュバックとしてもらっているのでは」 今、日本各地から報告が上がっている「+675」から始まる不審な着信について、そう推理するのはITジャーナリストの三上洋さんだ。 アレクさん「変なサイトみてないよ」 南太平洋の「最後の楽園」ともいわれる、オセアニアの島国・パプアニューギニア。太平洋戦争中、旧日本軍が凄惨な戦いを繰り広げた場所としても知られる一方、現地の在留邦人が205人(2016年10月時点)ほどで、現代の日本にとって縁が深い国とは言い難い。 そんなパプアニューギニアから、なぜか自分の携帯電話に着信があった――そんな声が、2017年6月末ごろからツイッターで相次いで上がるようになった。 「知らん番号から着信やと思ったら明らか海外から。国番号調べたらパプアニューギニアやねんけど何これ...仕事し