アメリカ西部で野生のヘラジカが民家の窓を突き破って侵入し、住民が強盗と勘違いして警察に通報する騒動がありました。室内でゆっくり休んだヘラジカは、警察官らに連れ出され、生息地の森に帰って行きました。 当時、地下室には母親と幼い子どもが寝ていましたが、窓ガラスが割れる音に驚いてすぐに逃げ出し、強盗だと勘違いして警察に通報しました。 警察官が駆けつけたときには、体重がおよそ400キロあるヘラジカが、地下室に寝そべり休んでいたということです。 このあと、ヘラジカは警察官らの手で家の外に連れ出され、生息地の森にゆう然と帰って行ったということです。 地下室にいた母親は眼鏡をかけていなかったということで、「部屋に何が入ってきたのか、まるで見当もつきませんでした。とにかく慌てて逃げ出しました」と話していました。