大阪在住のフリーライター。酒場めぐりと平日昼間の散歩が趣味。1,000円以内で楽しめることはだいたい大好きです。テクノラップバンド「チミドロ」のリーダーとしても活動しています。(動画インタビュー) 前の記事:たくさんの人の「自分だけあるある」を見ていたら不思議な気持ちになった まず、バトンを買う必要がある 谷川俊太郎の『朝のリレー』という詩が国語の教科書に載っていた。地球上ではどこかの国が常に朝を迎えている。夜、自分が眠る時、どこかの誰かは布団から体を起こして一日を始めているという、そういう内容の詩だった。 大人になると運動会に参加することがほとんどないので、リレーで誰かにバトンを渡すということもない。しかし、谷川俊太郎式に、例えば明け方まで仕事をした自分がこれから会社に行こうという誰かにバトンを渡すということならできそうである。大人ならではの「お仕事バトン」だ。「俺はここまで頑張ったから
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