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ブックマーク / www.vice.com (4)

  • ブタも人間も、お尻の穴から呼吸ができる

    2021年、武部医師のチームと名古屋大学大学院および京都大学呼吸器外科の共同研究者たちは、マウスを対象とした研究成果についての論文を発表。そして今年、ブタを対象とした研究成果を米国の医学雑誌で発表予定だ。ブタのほうが生理的にも遺伝子構造的にも人間に近い。 研究チームのヒントとなったのは、腸を使って呼吸することができる淡水魚、ドジョウの独特な呼吸法だ。組織レベルでの酸素が不足した低酸素状態が続くと、呼吸を楽にするために、ドジョウの腸組織の構造が変化する。 哺乳類も低酸素環境において肛門から呼吸できるのかを確かめるため、武部医師はまずマウスを対象とした実験を行なった。昨年医学誌『Med』に掲載されたその研究成果は「驚くべきものだった」と医師は語る。 「私は常に結果を疑ってかかるようにしていますが、実験のたびに再現性のあるデータセットが得られたんです」と武部医師。医師はシンシナティ小児病院医療セ

    ブタも人間も、お尻の穴から呼吸ができる
    yamadar
    yamadar 2022/10/15
    例えば30分間生存したとして、その間ずっと苦しいのかな
  • 99.9%無響空間で人体実験

    どれほどの沈黙が〈金〉なのだろう。騒がしい街に住む私は、車のクラクションも近所の子供の泣き声も聞こえぬまま、いつの間にか眠りに落ちるなんて全く想像できない。小さな町や郊外で暮らしていれば、騒音など聞こえぬまま眠りに落ちるのだろうが、私には無理だ。救急車のサイレンも聞こえないところで眠っているとしたら、死んでるのか、生きているのかもわからないのではないか。 静けさに興味があるのは私だけではない。雑音を除去する実験から生まれた、可能な限り音を遮蔽する空間がある。ミネソタ州にあるオーフィールド 研究所(Orfield Laboratory)の無響室は、〈地球上最も静かな場所〉として、ギネス世界記録を保持している。たいていは、企業が製品の音響テストで利用するが、監視の下であれば、一般の人も無音状態を体験できる。ファウンダーのスティーブ・オーフィールド(Steve Orfield)によれば、体験者が

    99.9%無響空間で人体実験
    yamadar
    yamadar 2017/10/19
    行ってみたい
  • 壊れゆく豪華客船コスタ・コンコルディア

    写真家ジョナサン・ダンコ・キエルコースキーは、引き揚げられたコスタ・コンコルディアに忍び込んだ。そこで彼が撮らえたのは、醜くも美しい廃船となったコスタ・コンコルディア号の姿だった。船に忍び込むまでのいきさつ、幽霊船に乗船した感想を彼は語ってくれた。 どうしてコスタ・コンコルディア撮影のアイディアが浮かんだのですか。 コスタ・コンコルディアの座礁事件以来、ずっと興味があった。どうしたらあんなに巨大な物体が、ささいなミスと、ちょっとした岩にぶつかるだけで転覆するのか不思議でしょうがなかった。それから、海底から船を直立に起こすための技術、500人もの作業員、9,600億円を超える作業費用も気になっていた。解体のため、船がジェノバ港に運ばれたのを知って、見てみたくなったんだ。 見るだけでなく乗り込んだんですね。 1度目ははうまくいかなかった。沿岸警備隊に捕まって、引き返すしかなかった。2週間後にも

    壊れゆく豪華客船コスタ・コンコルディア
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    yamadar 2016/02/11
    あっさり目の色味調整が良い味出してる。
  • 科学技術から生まれた分身 デジタル・ヒューマン

    90年代後半から取り組まれてきた「デジタル・ヒューマン」の開発。人の表情は、魔法のように繊細であり、神秘的であり、科学では到底真似できないと考えられていた。例えばフルCG映画『ポーラー・エクスプレス』(2004)。キャラクターの表情が乏しく、生気がまったく感じられなかったため、クリスマス映画としては相応しくない作品として語られている。しかし科学の進歩と共に「デジタル・ヒューマン」は、ハリウッドにとって、切っても切れない間柄となった。そして大ヒット作「アバター」(2009)を皮切りに、その技術はとてつもないスピードで進み続け、最近では、1秒間で30フレームの表情変化が可能になった「デジタル・ヒューマン」。皮膚、瞳、皺、角膜、白目の動き、色、形。そして遂に知能まで手に入れようとしているこの「分身」は、人間の存在意義まで大きく変えてしまうのだろうか。最新の「デジタル・ヒューマン」研究に迫る。 原

    科学技術から生まれた分身 デジタル・ヒューマン
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