The Spring Framework Projectは3日(米国時間)、DI(Dependency Injection)を実現するJ2EEアプリケーションフレームワーク「Spring Framework 2.0 (以下Spring 2.0)」を公開した。 Spring 2.0では、設定ファイルをXMLスキーマベースの文法で記述できるようになったことや、AOP(Aspect Oriented Programming)が拡張されてAspectJとの連携がより緊密になったことなどが主な変更点として挙げられている。その他、Java Persistence APIのサポートやスクリプト言語のサポートなど多くの新しい機能が追加された。 本稿では、Spring 2.0における変更点の目玉となるXML設定ファイルに焦点を当て、XMLスキーマを用いたBean定義の方法などを紹介する。