ブックマーク / www.hikikomori-news.com (9)

  • 就職しても終わらなかったひきこもりの「その後」の話

    Designed by Freepik (文・ウェンズ) 就職してから1年でひきこもり寸前に逆戻り 5年間通った大学を卒業してから、やっとの思いで就職した。 無為に過ごした2年間のあとに、唯一ぼくの手元に残っていた「新卒」というカードを使って藁をもすがる思いでひきこもり状態から脱出した。 でも、働き始めて1年経っても、生きることのツラさは正直あまり変わらなかった。 まず何よりも、毎朝起きて会社に行くのがしんどかった。 会社のデスクにつけば、ひとまず仕事に集中できるが、会社を出るのは早くても21時頃。会社にいる間はある種のハイな状態で、無心になって働ける。でも一旦会社の外に出ると、疲れがどっと押し寄せる。早く家に帰って寝たい。それしかなくなる。家に着くとシャワーも浴びずにベッドに飛び込んで眠る。 朝起きると、歯を磨かなかったせいで、ばい菌が繁殖している口の中が気持ち悪くて、お腹が痛くなる。全

    就職しても終わらなかったひきこもりの「その後」の話
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    yamagamism 2017/07/31
    書きました
  • 5月号 特集 『働くまでのハードル』発行のお知らせ

    5月号 特集『働くまでのハードル』発売予告 (文・副編集長 石崎) いつもひきこもり新聞を応援してくださり誠にありがとうございます。 無事、5月号を完成させることが出来ました。これも応援・協力してくださったみなさまのおかげです。5月1日発送開始(一週間以内に到着)となります。 今回は、当事者発信の原点に戻り、トップ記事を当事者手記にしました。また、文字を大きくし、朝日新聞と同じフォントにしましたので、よりいっそう読みやすくなったかと思います。どうぞお手にとってご確認下さい。 また、サポート会員も募集しております。今までは定期購読がなく、毎回購入するのが大変だったのですが、こちらのサポート会員は定期購読も含まれております。詳細はこちらをご確認下さい。 目次 特集「働くまでのハードル」 働き方改革が叫ばれている昨今、一般紙が「働き方」を特集するならば、ひきこもり新聞はその前の「働くまでに立ちは

    5月号 特集 『働くまでのハードル』発行のお知らせ
  • 【お試し記事】ひきこもり十五年 芥川賞作家 田中慎弥氏インタビュー『孤独になるのは“悪”ではない』

    (撮影・土橋詩歩) 「生きるために逃げよ」と語った田中慎弥氏は、先月『孤独論』を上梓したばかりだ。 ひきこもり歴15年と豊富なひきこもり経験を持ち、一度も就労せずに33歳で小説家になった経歴を持つ。 孤独を真っ向から肯定する彼は、一体どんな人物なのか。ひきこもりについて何を考え思うのかを聞いた。 田中慎弥氏 インタビュー 『孤独になるのは“悪”ではない』 田中慎弥さんのひきこもり体験をお聞かせ下さい 田中:直接的なきっかけで言うと大学受験失敗です。高校は山口県の公立の工業高校にどうにかこうにか三年行って、地方の小さい大学を受験しましたが、失敗しました。絶対大学に行きたかったとか文学がやりたかった訳ではないので、ショックは受けなかったです。 ただ、それまでの学校のような、どこか朝出かける行き場所が無くなったので、家に居るようになりました。 もうちょっと、そこで考えれば良かったのかも知れないけ

    【お試し記事】ひきこもり十五年 芥川賞作家 田中慎弥氏インタビュー『孤独になるのは“悪”ではない』
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    yamagamism 2017/03/07
    15年間も友達も作らずに小説を書き続けられるのってすごいな。自分なら気が狂いそうだ。
  • 「孤独論」著者 田中慎弥氏インタビュー

    撮影・土橋詩歩 <今回のインタビューはウェブ版限定の記事となります。3月1日発売の3月号特集「中高年のひきこもり」では田中慎弥氏のひきこもり経験のさらなる核心に迫ったインタビューを掲載しました。ご期待下さい> 小説以外の言葉で 木村:田中慎弥さんは今回「孤独論」というを出されますが、小説以外でを出したのはこれが初めてですか? 田中:前にエッセイをかき集めたみたいなものはありますけど、それは当に寄せ集めだったので一冊を出すために小説以外でこうやってまとまったを出すのは、初めてです。 木村:このの中に込めた思いっていうのはありますか? 田中:普段、小説という虚構の世界を作ってますと生の言葉、小説以外の言葉でいろいろあーだこーだ言ってみたい欲求もあったので、「まあ、しゃべるだけしゃべってみようか」という感じですかね。そういう中で何が出てくるかって自分でもはっきりとは分かっていませんで

    「孤独論」著者 田中慎弥氏インタビュー
  • 帰省できないから帰省したふりしていたあの頃~悲喜こもごもり~

    (文・ニャロ) 三十年前の正月に決行した”あること“ あれは三十年近い前のお正月の事である。 私は、世間様が里帰りして過ごすと言われる年末年始の期間、引きこもるというよりは隠遁生活なるものを決行した。 意図的ではあるがやむを得ずなのだ。 一階に大家の若いファミリーが暮らしている、二階の一部屋に、私は賃貸契約で住んでいた。 二階には全部で四部屋ある。地方都市で、残りの三部屋は学生の一人暮らしばかりであった。冬休みが始まると、夜も人が帰っている気配がなくなり、クリスマスを越えるあたりからは、私の部屋以外、どこも長期留守の様子となった。 いよいよ始まる一人帰省偽造工作 ドタバタと慌ただしいドアの開閉や、友人を連れ込んでの酒盛りもなくなり、火の消えた釜戸のような静けさの中、耳を澄ますと階下から大家一家の楽しげな笑い声や、母親のちょっと声を荒げた叱責などが響いてくる。 夜中に野良が鳴きかわす。 通

    帰省できないから帰省したふりしていたあの頃~悲喜こもごもり~
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    yamagamism 2017/01/16
    すごい読ませるいい文章。
  • 動けなさへの配慮、不可能性を生きるワタシ

    活動力のあるひきこもりに違和感 私は、10年以上ひきこもっている当事者です。 今回ひきこもり新聞に意見を寄せようと思ったのは、活動力のあるひきこもり界隈の人達によって、ひきこもり界隈からも疎外された多くのひきこもりが、置いてけぼりにされて見捨てられていると感じたからです。 また、私自身が集団恐怖というものがあり、最近のひきこもり当事者が集まるという、イベント・サークルに気後れをし、違和感を覚えているからです。 私もそうですが、ほとんどのひきこもりの方は居場所や繋がりを持てず、その中で必死に苦悩し、自分なりの生活を試行錯誤しているでしょう。 そこで私はひきこもりについては、「動けなさ」を主体に捉えていくべきだと思います。 何よりも理解してほしいのは、人の動けなさを尊重するということです。 「動けなさ」を主体に 私は子供の頃の自殺未遂や現在も抱えている心身的な問題により、今も自らをコントロール

    動けなさへの配慮、不可能性を生きるワタシ
  • ひきこもり新聞

    ひきこもり新聞とは ひきこもり新聞は、ひきこもり当事者による、当事者のためのメディアです。 あらゆるひきこもり当事者・関係者にとっての情報発信の場となり、 全てのひきこもり系が安心していられる世界を作ることを目指しています。 ひきこもり新聞について

    ひきこもり新聞
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    yamagamism 2016/10/19
    ひきこもり当事者によるメディア。当事者による本音の記事が出てくることを期待。
  • 『100万人が追い詰められないために』なぜ、ひきこもり新聞を創刊するのか 木村ナオヒロ

    編集長 木村ナオヒロ 全国ひきこもり当事者連合会は、100万人以上はいるであろう、ひきこもり当事者の声を世の中に伝えるために、ひきこもり新聞を発刊することにした。 追い詰められないために 世の中に伝えていく理由は二つある。 一つは、マスメディアがひきこもりの実像をきちんと伝えていないと感じるからだ。 テレビに映るひきこもりは、ことさらに問題のある人間として取り上げられている。暴れまわり、無能で、無気力で、努力をしない人間として。 このような報道の仕方は世間の憎悪をひきこもりに向けることになり、より一層ひきこもっている者を追い詰める。だからこそ、ひきこもり新聞を発刊する。 声を届ける もう一つは、ひきこもりを支援する場合はもっと当事者の声を聴いてほしいからだ。 一部のメディアは、ひきこもりを無理やり引っ張りだす方法を優れた解決策かのように取り上げる。しかし、ひきこもりが抱える問題は、他者が強

    『100万人が追い詰められないために』なぜ、ひきこもり新聞を創刊するのか 木村ナオヒロ
    yamagamism
    yamagamism 2016/10/14
    "暴力的支援団体とそれをヒーローのように扱うメディアは支持できない。 暴力的支援団体による悲劇が起こらないことを願っているからだ。 ひきこもり新聞の創刊によって、当事者が沈黙する時代を終わらせたいと思う"
  • http://www.hikikomori-news.com/2016/09/05/%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%AB-4/

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