タグ

2012に関するyamaigaのブックマーク (15)

  • 【山さ行がねが】ミニレポート第177回 法末の丑松洞門 

    2012/6/1 13:41 先日、山チャリを楽しんでいたときに通りかかった県道で、こんな案内板を見つけた。 カラフルでポップないかにも新しげな案内板で、オブローダーに有益な情報がありそうには見えなかったのだが、案内板は必ず見るようにしているので、今回も自転車を止めて眺めてみたところ… 現在地から少し離れた場所に、 “丑松洞門渓(コウモリの館)”なるものが、描かれていたのである。 最後の“渓”の意味は分からないが、地図上の描かれ方を見る限り、水路ではなくて、歴とした道路の隧道のようである。 案内板曰わく、地形図上では右の位置に隧道が存在しているらしい。 集落から隧道のかなり近くまで破線の道(徒歩道)が描かれており、山の反対側にも同様に破線の道がある。 しかし、隧道自体は全く描かれていないし、探索時にも案内板を見るまでは、隧道の存在を全く予期していなかった。 現時点ではどのような経緯を持った

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    “コウモリの館”なる、地図にない隧道
  • 【山さ行がねが】ミニレポート第176回 国道411号旧道 大常木~一ノ瀬

    「ああ、新道の工事してるな~」 って、前から思ってた。 その新道が最近開通した事を聞いた私は、これまで何度も通った旧道がどうなったのかを、見に行ってみる事にした。 実は、mixiの山行が応援コミュの投稿から、その入口が「無事でない」ことを知ってしまったので、なおさら気になったのだ…。 【所在地(マピオン)】 今回紹介するのは、国道411号の旧道のうち、大常木(おおつねぎ)バイパスと一ノ瀬高橋バイパス(いずれも山梨県事業名)に対応する部分である。 これらのバイパス(現道)の開通は平成23年11月だから、旧道歴は1年足らずに過ぎない。 国道411号は東京都八王子市と山梨県甲府市を結ぶ一般国道で、通称青梅街道。東京都奥多摩町や山梨県丹波山村といった山間部を通行する関東有数の山岳国道だが、第一次緊急輸送道路指定の重要路線でもある。 また、この付近の国道411号は多摩川の谷底近くを通行しているが、

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    封鎖された“記念の地” +α
  • 【山さ行がねが】ミニレポート第175回 藤琴森林軌道粕毛支線 第3号隧道(仮称)

    【広域図(マピオン)】/【粕毛林鉄関連レポ一覧】 かつて秋田県を代表する木材の集散地であった二ツ井(現:能代市二ツ井町)から北へ、藤琴川やその支流に沿って白神山地の奥深くへ伸びていたのが、秋田営林局の藤琴森林軌道とその支線たちであった。 その最大の支線は、藤琴(藤里町藤琴)で線から分かれ、粕毛(かすげ)川沿いを遡行していた粕毛支線であり、その全長は20kmに達した。 粕毛支線の景観は、大きく2つの区間に分けられる。 田園と集落を縫って走る下流区間(藤琴~素波里ダム)と、厳然たる山岳地帯・素波里峡に挑む上流区間である。 今回取り上げるのは、このうちの下流区間で発見された1の隧道である。 この区間の探索は平成16年にも行っており、その際に1~3号(いずれも仮称)の隧道を発見、レポート公開済みである。 だが、このときの探索は駆け足で、「隧道だけをピンポイントに狙った」ものだった。 それは旧

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    まだあった、秋田の廃隧道!
  • 【山さ行がねが】ミニレポート第174回 国道105号旧道 喜鵲橋

    【広域図(マピオン)】 秋田県内で完結する数少ない国道のひとつである国道105号(由利荘市~北秋田市間)の経由地のひとつである、北秋田市阿仁(あに)地区。 ここは平成17年に廃止されるまでの阿仁町で、さらにその中心をなす大字「銀山」は、秋田県の内陸山間部にひときわ歴史深い小都市を形成してきた。 この阿仁の名を県外の人が知る機会があるとしたら、一番は地理の授業だろうか。 江戸中期にこの地で発見された阿仁金山は、やがて佐竹藩が経営する阿仁銀山となり、さらに阿仁銅山へと転じてますます発展し、享保期(18世紀初頭)には銅の産出量において別子銅山(愛媛県)を凌ぐ国内最大の銅山となって、阿仁六山(十一山とも)は数万の人口を抱えた。 阿仁銅山は明治8年から明治政府の官営となり、急速に近代化が進められた。そして18年からは県内の院内銀山などとともに古河市兵衛の所有となり、その後は古河系資によって昭和

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    古き銀山街を支える“天架ける橋”
  • 【山さ行がねが】ミニレポート第173回 秋田県道325号あきた北空港西線 小ヶ田未成区

    【広域図(マピオン)】 秋田に定住していた頃から、ずっと気になっていた所である。 そこにどんな事情が秘められているのかも、うっすらとは知っていた。 しかし、実際に“探索”を試みたのはこれが初めてである。 まずは右の地図を見て欲しい。 中央を東西に横切る黄色いラインは、秋田県道325号「あきた北空港西線」である。 この道は、平成10年に開港した大館能代空港(愛称:あきた北空港)のメインルートとして整備された路線で、途中に何カ所か信号はあるものの、一部の道路とはランプで接続するなど、一般道路としては十分高規格な路線である。 それゆえ線形にも恵まれているのだが、平成24年の現在においても、一箇所だけ例外が残っている。 もう一度、黄色いラインを見て欲しい。 中央やや左寄りの鉄道線路と交差する辺りで、少々不格好な、いかにも高速走行には向かなさそうなカーブがある。 しかも、鉄道との交差は平面交差(踏

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    高規格道路の不自然な歪みの正体
  • 【山さ行がねが】ミニレポート第171回 青森県道274号陸奥関根停車場線

    前回のミニレポ170回では、駅と共に廃止された停車場県道を岩手県からお伝えしたが、 今回紹介するのは、駅が廃止された後も存続している停車場県道である。 その名も、青森県道274号陸奥関根停車場線という。 東京からかなり遠い場所のため、訪れたことのある人はさほど多くないと思うから、まずはどこにあるのかを確認しよう。 青森県道274号陸奥関根停車場線は、下北交通大畑線陸奥関根駅と国道279号を連絡する全長0.3kmの短い県道で、昭和36年に認定されている。 そして、下北交通大畑線は平成13年4月1日に全線が廃止されており、当然陸奥関根駅もこの日に廃駅となっている。 下北交通大畑線は、JR大湊線下北駅(むつ市)と大畑駅(むつ市、旧大畑町)を結んでいた全長18kmの非電化ローカル線で、昭和60年に廃止された国鉄大畑線を下北交通が継承して運行していた。 この路線は当初、国鉄大間線として下北半島の突端

  • 【山さ行がねが】橋梁レポート 西目屋村道の川原平橋

    【今回の舞台の位置(mapion)】 今回紹介するのは、青森県中津軽郡西目屋(にしめや)村の人造湖、美山湖のバックウォーター付近に架かる西目屋村道の橋である。 この村道が湖の南岸を通る県道(岩崎西目屋弘前線:通称「白神ライン」)と、北岸の甲沢沿いにある土地を結ぶものであることは地図から予想できたが、このことだけでは、わざわざ県道から“寄り道”したくなるような動機としては弱い。 しかし、私は“この橋に用事があった”のである。 終点の甲沢まで行く必要は感じていなかった。 あくまでも橋に行きたかった。 しかも、「それがどんな橋なのか、全く分からないのに」である。 どんな橋か全く分からないのに行きたいと思ったワケは、編中に述べることになるだろう。 ワケを知れば、誰しもが行きたいと思うのではないか…。 2012/8/24 10:06 《現在地》 一度ならず、二度までも素通りし、ようやくこの場所しか

  • 【山さ行がねが】橋梁レポート 大畑森林鉄道 太兵衛沢支線1号橋(仮称) 

    よし、次だ。 近藤川支線の橋は落ちていたが、平成18年の探索ではこの近くで、大畑川に架かるもう1の木橋を目撃していた。 続いてそちらの安否を確かめようと考えるのは、当然のことだった。 少なからず嫌な予感は感じていたが、事前情報は皆無であったから、最後まで望みは持っていた。 まずは、所在地情報とバックグラウンドから。 橋は、大畑森林鉄道の太兵衛(たへい)沢支線が大畑川を渡る地点に架されている。 線、支線、川、橋、それらの位置関係が近藤川支線の場合と酷似しているが、両者はわずか2kmしか離れていない。 橋も正式な名称は不明なので、前例に倣って「太兵衛沢支線1号橋」と仮称することにする。 太兵衛沢支線(昭和26年開設、全長2234m、昭和39年廃止)には、弥一郎沢分線(28年設、長3200m、39年廃)と右衛門四郎沢分線(33年設、長2030m、39年廃)という2の分線があったが、これ

  • 【山さ行がねが】橋梁レポート 大畑森林鉄道 近藤川支線1号橋(仮称) 

    あああ… (泣) と、なったんだ。 つい先日(平成24年5月21日)、ここを6年ぶりに訪れてみて。 またひとつ、林鉄ならではと呼べるような光景が、貴重な痕跡が、おそらくは遺産と呼ぶべきものが、失われた。 特に延命の手が打たれた様子はなく、廃なる運命を、ただ静かに受け入れたようだった。 この橋は、大畑森林鉄道近藤川支線に架かっていた。 ご存じの方もいるだろうが、大畑林鉄は青森県下北半島を代表する林鉄のひとつで、全長約26kmの線と数多くの支線からなる総延長80kmを越える路線網を、下北半島の北部を占める恐山山地へと伸ばしていた。その歴史は、明治44年から昭和43年までの57年間に及び、日三大美林の1つに数えられる青森ヒバ(ヒノキアスナロ)を、我々の暮らしに供給し続けた。 このうち近藤川支線(全長1420m)は、線20km附近で分岐して大畑川支流の近藤川沿いを遡行するルートで、昭和19年

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 太郎丸隧道(仮称) 

    ※このレポートは単独でもお読みいただけますが、ミニレポート177「法末の丑松洞門」の続きとなりますので、先にご覧頂くことをオススメします。 【周辺地図(マピオン)】 今回の中越地方における山チャリ&オブローディングツアーの〆は、この太郎丸隧道と決めていた。 この隧道については既にいくつかの訪問記がネット上に上がっているが、実は正式な名前は分かってない…みたいだ。 しかし私も確たる答えを知らないので、一度聞いたら忘れないインパクトをもった「太郎丸隧道」の名前を、使わせて貰うことにしよう。 その先行した方々はだいたい、この隧道に西側から辿りついているようである。 それで東側のレポートは見あたらない。(見逃していればごめんなさい) ということで、それが後進者の義務と言えるかは知らないが、今回私は、現状不明の東側からアプローチしようと思う。 多少無理をしても、隧道まで辿り着きさえすれば、貫通はして

  • 【山さ行がねが】隧道レポート 久喜トンネル

    【広域図(マピオン)】 ひとつの海岸線の呼称としては、おそらく日最大のものであろう三陸海岸。 我々日人はほぼ例外なく、この宮城、岩手、青森に連なる海岸を「リアス式」なる言葉とセットで覚えているが、実際はその全てがリアス式海岸なわけではない。 全体に共通して言える事があるとしたら、海岸線の近くまで急峻な山岳が迫っているという点であろうか。 さて、“リアス式ではない”北三陸海岸に属する岩手県北部の久慈市と野田村の境には、特定の半島名を有さない乳房状の大きな膨らみが太平洋を突いている。 その全ては北三陸海岸の特徴である平坦な台地が海に直没する隆起性の地形であり、台地と海岸線を隔てる高低は150mを超える。 今回取り上げる「久喜トンネル」は、こうした海崖の縁に漁港への唯一の交通路として穿たれたもので、地図上では特に変わった存在には思われなかったが、「生(ナマ)」はなかなかスゴかった。 それで

  • 【山さ行がねが】道路レポート 秩父湖一周ハイキングコース

    今回は、関東人にはお馴染みとなった行楽エリアの秩父(ちちぶ)にある、ハイキングコースを紹介しよう。 その名も、秩父湖一周ハイキングコース。 ハイキングコースとしては王道とも言える、湖畔系のハイキングコースである。 いまさら、ハイキングなんて興味はないぜ… というアナタ。 廃キング な ら ば、 どうかね? ここはガチのリスクあり。 くれぐれも、廃キングは侮るなかれ。 2012/10/12 9:05 【周辺図(マピオン)】 この探索に事前情報はなく、偶然の遭遇から始まった。 きっかけは、秩父湖畔を通る国道140号旧道で出会った1の大きな吊り橋だった(→)。 橋は地形図にもちゃんと描かれており、湖に架かる目立つ吊橋は観光スポットであった。 もっとも、あまり流行っていない感じはしたが、決して廃吊橋ではない。 これだけのことならば、別の探索の途中でもあったし、素通りしていたかも知れない。 だが、

  • 【山さ行がねが】道路レポート 静岡県道75号清水富士宮線 吉原狭区

    ※このレポートは、いつも以上にヨッキれんの個人的な趣味性に拠っています。 おそらく多くの「あなた」にとって、このレポートより有意義なレポートが、他にあるはずです(笑) 今回は静岡県道75号清水富士宮線(富士宮市~静岡市清水区)のうち、静岡市清水区内にある狭隘区間を紹介するが、 この探索を終えたときの私の肉体には、これまでの探索では感じたことのない、ある変調が起きていた。 それは、 首が痛くなった ということである。 …わけが分からない?(笑) 地図を見よう。 【周辺図(マピオン)】 改めて、静岡県道75号清水富士宮線の概説を述べれば、この道は全長約62kmの南北方向の道路である。 全体は国道52号との長い重複区間で二分されているが、南半分を占める山間部にこの狭隘区間はある。 なお、この道は平成6年から主要地方道に指定されている。 地図上でこの県道が細く描かれている(狭隘区間)のは、静岡市清

  • 【山さ行がねが】道路レポート 国道291号 清水峠 隧道捜索編 <最終決戦>

    私達はなぜあのとき、 すぐ手の届く所にあった “影”の正体 を、確かめなかったのか。 2008年10月にくじ氏と2人で行なった探索では、その前年10月の探索と合わせて、ついに当時前人未踏といわれていた清水国道の新潟県側を、ほぼ全部踏破することに成功した。 もはや清水峠、そして清水新道に思い残すこと無し。 探索成功の時点では、これが大団円だと疑わなかった。 だが、帰宅後にレポートを作成するため改めてその行程を整理してみると、清水国道には隧道があったのではないかという思いが、強くするようになった。 そして、検証回で皆様の意見を請うてみたりもした。 (ちなみにその結果は、2012/11/13時点で65.2%の読者さんが隧道を肯定している) この検証回で拾った机上の資料や、過去の航空写真、さらには探索中に撮影した現地写真からは、ついに隧道の存在を証明する事が出来なかったのだが、その現地写真の中の1

  • 【山さ行がねが】道路レポート/廃線レポート 草木湖水没交通遺構群

    平成24年の夏は猛暑であったが、加えて東日ではまとまった雨が少なく、必然的に各地のダム湖は渇水に見舞われた。 そのため、いくつかのダムは貯水率が一桁にまで低下する異常事態となったが、そこまで行かなくても、ダム湖の水位が普段より下がっている状態というのは、オブローダーにとって発見の良い機会である。 普段は湖面の下にあって見る事が出来ない様々な水没した地物が、地上に現れることになるからだ。 今回私が訪れたのは、群馬県の渡良瀬川にある草木(くさき)湖で、水資源機構が昭和51年に完成させた草木ダムが生んだ、比較的に規模の大きな人造湖である。 前日の時点でモニタされた草木ダムの貯水率は30%を切っており、私は渇水の湖底に現れているかもしれない “ある” ものを探すべく、朝一番で訪問したのだった。 私が探しているものは、以下のふたつ。 国道122号の旧道。 国鉄足尾線の旧線。 特に国鉄足尾線には、岩

    yamaiga
    yamaiga 2013/04/19
    <道路レポ153/廃線レポ53> 至高の廃道風景!放牧したい!!(うちの猫を)
  • 1