岸田総理は、官邸で記者団に対し、石原内閣官房参与が辞任したことを明らかにし、「混乱であるということは否めない。遺憾に思う」と語りました。 岸田文雄首相: 「内閣官房参与の職を辞任したいという旨申し出がありました。この申し出を了とし、本日付で辞任を認めることといたしました。」 石原氏をめぐっては自身が代表を務める選挙区支部がコロナ禍で収入が減った事業者に支給される雇用調整助成金を 受給していたことがわかり、与党内からも批判の声があがっていました。 岸田総理は石原氏から「公正な手続きにのっとった受給ではあるが混乱を生じることで、総理の職務執行に明日以降に迷惑をかけることは本意ではない」と説明があったとしています。 石原氏は今年10月の衆議院選挙で落選し、今月6日、「観光立国」を担当する「内閣官房参与」に就任したばかりでした。 短期間で辞任となったことについて岸田総理は「混乱であるということは否