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ブックマーク / seijotcp.hatenablog.com (29)

  • 「ジェンダーフリーとは」をなかったことにしたい人。 - 荻上式BLOG

    昨年10月、「ジェンダーフリー」という言葉をめぐってあまりに低レベルな批判やデマがweb上で拡大再生産されている状態をどうかと思ったので、「ジェンダーフリーとは」というコンテンツを作りました。このページを作成した動機としては、ジェンダーフリーを擁護するためというよりは、一度「この程度の批判はデマ」と指摘したうえで、むしろより高度な批判が行えるような議論のステージを作りたかったからです。googleランキングをあげるためにリンクをしていただくように呼びかけたところ、現在1位〜3位くらいに安定している模様。まだまだリンクを募集していますので、まだの人は是非。もうリンクしたって人も、あと2回くらい是非(笑)。 ところで、想定していたことではありますが、このコンテンツの存在がどうしても許せないという人からのコメントなどを稀にいただきます。いくつかTBをいただいたり、「あのページを削除せよ」と要求す

    「ジェンダーフリーとは」をなかったことにしたい人。 - 荻上式BLOG
  • 成城トランスカレッジ! - 「ジェンダーフリー」バッシングとメディアリテラシー(笑)

    上記事で加筆キャンペーンを終え、これでしばらくジェンダーフリー問題は扱わないですむぞーとか思っていたら、日「12%の中学校が男女同室着替え ジェンダーフリー教育調査」なる記事が発表されました。そろそろお腹いっぱいですが、せっかくなので取り扱っておきます。 12%の中学校が男女同室着替え ジェンダーフリー教育調査 花も恥じらう中学生が同じ部屋で着替え! 県教委が実施した調査によると、「体育の授業や身体測定の際の男女同室での着替え」を行っている中学校は12・7%に上ることが七日、分かった。施設面の問題によるもので、性差を否定するジェンダーフリー教育に基づくものではないとの見解だが、改善を求めてゆく方針だという。 ジェンダーフリーの蔓延(まんえん)度を調べるため文部科学省が行っている初の実態調査で明らかになった。横浜、川崎の両政令市以外の県立校を調査、小学校低学年では76・7%が同室で着替えを

    成城トランスカレッジ! - 「ジェンダーフリー」バッシングとメディアリテラシー(笑)
  • 成城トランスカレッジ! - 小中学校の性教育実態調査などからみえてくるもの。

    昨日のエントリー「自民党PTの「アンケート結果詐称疑惑?」をもう一度ガッチリと検証しておく。」では、自民党が掲げる「事例集」は「実際にあった集」ではなく送られたコメントをよせ集めただけのもので、伝聞情報やソフトケースも「実例」にするとかいう暴挙に出たとしても、性教育では最高で250件程度、ジェンダーフリーでは最高で50件程度というものでした。しかも、「自民党に親和性が高く・ジェンダーフリーや性教育に反感があり・そういう先入観を質問項目によってあらかじめ与えられて・自発的に・伝聞も含めて回答した」のにその程度だという点に注意。 しかも、それでもまだ「実例」とはいえないというのは懸命な読者のみなさまは既にお分かりいただけますよね。というのは、これを事件に例えると「通報されたのはあわせて300件だけど、誤報でなく不当逮捕でもない逮捕数は不明」という状態だから。PTは「一部は調査した」とか言ってい

    成城トランスカレッジ! - 小中学校の性教育実態調査などからみえてくるもの。
  • 成城トランスカレッジ! - 自民党PTの「アンケート結果詐称疑惑?」をもう一度ガッチリと検証しておく。

    久しぶりにジェンダーフリー関連の話題について。「ジェンダーフリー」でググるとアレな結果になる状態をどうかと思い、エイヤーと「ジェンダーフリーとは」というまとめを作ってから約5ヶ月が経ちました。おかげさまで好評です。ありがとーございます。しばらく時間が経過したので、いくつか項目を増やそうと思っていまして、今日はその補足第一弾。 以前、「ジェンフリバッシングのために「約3500の実例」とか言っちゃうのは恥ずかしいからやめましょう。」というエントリーで、自民党の一部の人、要するに山谷えり子さんとか安倍晋三さんとかが「全国から3520件もの行き過ぎたジェンダーフリーや性教育の実例が寄せられた」とかほざいていることの間違いを指摘しました。簡単に言うと、「3520件の全てが実例じゃなくて、単に回答数でしょ。人の教育を心配する前に、自分たちの国語能力を心配すれば? べ、別にあんたのために言ってるんじゃな

    成城トランスカレッジ! - 自民党PTの「アンケート結果詐称疑惑?」をもう一度ガッチリと検証しておく。
  • 子供たちは、あなたたちほどバカじゃない。 - 荻上式BLOG

    「子どもにケータイ・インターネットをさせてはいけない(下田博次/群馬大学教授)」という記事を見つけて、下田さんという方が気になったので検索したところ「下田博次先生の講演資料」というサイトを見つけた。これは便利だ。 つらつらと見てみると、「(ケータイを)「子どもは使うな」とか、「我々が子どもを有害情報から守る」などといっているわけではないのです。IT時代には、子どもたち自身が自分を守る力を身につけなければなりません。仮に小学生でも、情報の価値判断ができるのならケータイを持たせてかまわないが、一般的には、持たせるための条件を大人が整える必要があるのです。ケータイ事業者との契約は、子どもではなく親がするわけで、それならば親の責任として子どもにケータイの情報の良し悪しを教え、使うためのルールを決めなければなりません」と発言していたりする一方、「従来では考えられなかった殺人、殺人未遂、あるいは薬物、

    子供たちは、あなたたちほどバカじゃない。 - 荻上式BLOG
  • 成城トランスカレッジ! —人文系NEWS & COLUMN— - 『女子大生家庭教師濱中アイ』とジェンダーフリー?

    いつものように「週刊少年マガジン」(2006.10号)を楽しく読んでいると、氏家ト全『女子大生家庭教師濱中アイ』にて「ジェンダーフリー」という言葉を発見。 それにしてもちょっと不思議な使い方。他の人はどう読んだのだろうと気になったので、2ちゃんねるの「女子大生家庭教師濱中アイ」専用スレ、「【氏家ト全】女子大生家庭教師 濱中アイ28」より同語への反応を。 552 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2006/02/08(水) 08:41:58 id:oXcI26gv 個人的には「ジェンダーフリー→」にクソワロタ 554 :名無しさんの次レスにご期待下さい :2006/02/08(水) 10:35:33 id:CMIPg+To リンコがジェンダーフリーってどういう曲解だよw ハーレムとかセックスフレンドで喜んでいるのは、ただの天然だって。 556 :名無しさんの次レスにご期待下さい :200

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  • 「保守」についての覚書。 - 荻上式BLOG

    保守主義のスタンスのひとつとして伝統主義(Traditionalism)がある。天皇主義を掲げる小室直樹さんはこれを「従来正しかったことは今でも正しい」、「いままでのやりかたを踏襲すれば今度もまた成功する」という考え方だと説明している。この考え方は、現状として「伝統」が機能しており、一方で、変革後にどのような効果がもたらされるかが極めて不透明である状態においては重要な参照項になる合理的な議論。しかし「伝統」が既に機能不全になっている状態では別。「伝統」が既にほとんど機能していない領域では、「伝統をこのまま続ければOK」というスタンスを素朴に掲げることはできない。 例えば今「保守」を自称する人の中には「復権」という言葉をキーワードにする人も多くいる。ところが、「伝統を続けよう」というタイプの伝統主義と異なり、「伝統をもう一度」というスタンスについては、現状維持を容認するというスタンスを取れな

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  • 成城トランスカレッジ! - ジェンダーフリーバッシングはいつ頃はじまったのか―そしていつ終わるのか。

    ちょっとした話題になっているのでご存知の方も多いと思うけど、「上野教授の講師を拒否 都教育庁が思い過ごし」という記事があります。 人権講座:上野教授の講師を拒否 都教育庁が思い過ごし 東京都国分寺市が、都の委託で計画していた人権学習の講座で、上野千鶴子・東大大学院教授(社会学)を講師に招こうとしたところ、都教育庁が「ジェンダー・フリーに対する都の見解に合わない」と委託を拒否していたことが分かった。都は一昨年8月、「ジェンダー・フリー」の用語や概念を使わない方針を打ち出したが、上野教授は「私はむしろジェンダー・フリーの用語を使うことは避けている。都の委託拒否は見識不足だ」と批判している。 講座は文部科学省が昨年度から始めた「人権教育推進のための調査研究事業」の一環。同省の委託を受けた都道府県教委が、区市町村教委に再委託している。 国分寺市は昨年3月、都に概要の内諾を得たうえで、市民を交えた準

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  • 成城トランスカレッジ!- 「新しい歴史教科書を作る会」会長&名誉会長コンビが出した「ジェンダーフリー・バッシング本」の面白さ

    「ジェンダーフリー」という言葉があります。さて、ジェンダーフリーとは何か。ジェンダーフリーとは、簡単に要約すると「性差(ジェンダー)の押し付けから自由(フリー)になる」というような意味の和製英語で、男だから○○しなきゃいけない、女だから××しなきゃいけない、といった固定的な性差関係を押し付けられないですむようにしましょう、という言葉です。学者や役人の間で議論されている言葉と思っている方も多いですが、最近では経営用語やファッション用語、ボーイズラブ用語(笑)としても使われています。(参照:ジェンダーフリーとは) さて、ちょっと前に話題になったとして、『新・国民の油断 「ジェンダーフリー」「過激な性教育」が日を亡ぼす』というがあります。数日前、「googleのキャッシュで一部が読める」と紹介しました。一言で言えばジェンダーフリーを目の敵にしているでして、タイトルを見て「おお、ジェンダー

    成城トランスカレッジ!- 「新しい歴史教科書を作る会」会長&名誉会長コンビが出した「ジェンダーフリー・バッシング本」の面白さ