米国の貿易赤字を持ち出してアメリカの凋落を論じる人が沢山いますけど、そういう議論を読むと僕はニヤニヤしてしまうんですね。 (アンタ、Googleで検索してiPhone使ってExcelのスプレッドシートで仕事してニュースはBloombergに頼っているくせに、、、、それでもアメリカは凋落していると本気で思っているの?) 要するにそういう人は貿易収支という統計がなにを捕捉しようとしていて、その数字には何が現れていないかを全く理解していないわけです。 説明します。 アメリカで最高峰のベンチャー・キャピタルにセコイアというVCがあります。セコイアから出資されたら、彼らの成功の方程式に則って会社を運営する必要があります。 だから例えばネットワーク機器のスタートアップであれば製造は中国や台湾の組み立て下請けに任せます。 さて、この企業が成功してどんどん製品を出荷したとします。すると米国の貿易収支はどう
いろいろあって、年末とは関係なく多忙な毎日を送っておりました。どのくらい多忙かというと、戦国IXAも満足にできないくらい。調整ごとが多くてね。 例によって、財務的な視点での話になるんだけど、クライアントの数字を見ている限りは、いくつかはっきりとしたゲーム業界的な兆候というのはあります。 順不同で列挙をすると。 ・ 国内はガラケー市場の急速なクランチ。各社、スマホ対応を急ぐも、モデルを確立するまでにはまだ時間がかかる。同じくAMも。 ・ 国内も海外も、PS3やXboxといった据え置き機向けゲームが市場として磨耗し、収益を期待できないビジネスに。 ・ パブリッシャーとデベロッパーとの関係性が変化。リスクマネーを抱えられないパブリッシャーがどんどん続編志向になり、売上を磨り減らしている。 ・ 開発費におけるマーケティングコストの増大。ついでにソーシャル化。ゴールデンルールが変わり、テレビCFやフ
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