東京ガスは31日、ガス漏れ修理を委託したガス工事会社および施行班が、実際にはガス漏れを放置していたのにもかかわらず、修理を行ったように見せかけるなどの虚偽の報告をしていたと発表した。虚偽報告は8件で、このうち1件は東京ガス社員が不正を指示していた。 同社によると、2013年10月7日に、当該施行班が不正を行っているとの通報が寄せられたため、通報に基づき、当該施工班がガス漏れ修理を行った現場を確認したところ、10月17日にガスが漏れていないガス管を修理したように装った現場を発見した。 また、当該施工班が直近(法定漏えい検査40カ月以内)にガス漏れ修理を行った現場422件を調査した結果、35件でガス漏れを確認。このうち7件で漏えいを放置し、虚偽の修理報告が行われていたことが判明した。 その後の聞き取り調査において、当該ガス工事会社の監督者ならびに当該施工班もこの事実を認めたとともに、東京ガス社