今や「ソーシャルメディア」は、個人的に使うだけでなく、仕事にも活用するのが当たり前になっています。ビジネスパーソンにとって大切なコミュニケーションツールですが、思いがけないトラブルに巻き込まれたり、信用や評判を落としてしまうリスクがあるのも事実です。ソーシャルメディアの「落とし穴」を理解し、トラブル回避策を学んで安心・安全に使いこなせるようになりましょう。 目次 [1]無料サービスで“情報大公開”という落とし穴 [2]不正アクセスに遭うと何もできなくなってしまうという落とし穴(Google編) [3]「体調不良」で仕事をパスしたのが知らないうちにバレてしまうという落とし穴(Facebook編) [4]何気ない「つぶやき」で居場所や個人情報を拡散するという落とし穴(Twitter編) [5]見知らぬ「友だち」が勝手に増殖してしまうという落とし穴(LINE編) (右)藤田 和重(ふじた かずえ
最近、スマートフォンを利用する人が増えています。 便利なスマートフォンですが、携帯電話と同じ感覚で使用していると、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性もあります。 スマートフォンは携帯電話とは異なり、パソコンに電話機能が付いたものと考えてください。このため、パソコンと同様のセキュリティ対策が必要です。 スマートフォンを標的としたウイルスも発見されており、被害にあわないためにも、スマートフォンが抱えている問題点をしっかりと把握し、適切な対策を行うことが大切です。 【保護者の方へ】 お子さんがスマートフォンを使用する場合は、本当に必要なのか、その必要性をよく考えてください。 また、利用する際には必ずフィルタリングを設定しましょう。スマートフォンの場合は携帯電話と異なり、Wi-Fi(無線LAN)経由のアクセスでもフィルタリングが動作するよう、保護者自身が適切な設定を行う必要があります。 ※フィル
日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は2013年2月18日、日本行政書士会連合会と連携した企業情報データベースサービス「事業者等総合情報基盤ROBINS(ロビンズ)」の実証事業を開始したと発表した。行政書士など資格者が信ぴょう性を確認した情報だけを掲載するという企業情報DBで、情報掲載企業からの掲載料(1年間9000円など)を元に運営する。 今回の実証事業では、東京都行政書士会と神奈川県行政書士会の行政書士を通じて、企業が情報をROBINSに登録できるようになる。当面は、インターネットで自社の実在性を証明しにくい中小企業を対象としたDBサービスとするが、将来的には企業に割り当てられた様々な企業コードの紐付けが可能なDBサービスとする考えだ。またROBINSでは、ROBINS独自の情報以外に、「標準企業コード」「プライバシーマーク指定審査機関コード」「EDINETコード」の約3万2000
新型コロナウイルス感染症対策として、政府から企業に対しテレワークの積極導入が要請され、リモート作業が一般化する中で、社内手続きや取引書類の電子化、さらにはテレワークで活用するツールの安全性等の課題が改めて浮き彫りとなりました。 電子化は、単に時間・場所の制限をなくすだけでなく、各種データそのものの活用により効率的・効果的な働き方を可能とします。その一方で、電子データとなった情報は、その真正性・正当性を担保することがこれまで以上に重要となります。 JIPDECは、企業における契約手続きに加えて、建築設計図書、不動産鑑定評価書、取締役会議事録等の電子化を支援しています。 JIPDECは、電子契約をはじめとした電子文書等の普及を図るため、インターネット上における人・組織・データ等の改ざんや送信元のなりすまし等を防止する仕組み(トラストサービス)の実現に取り組んできました。すなわち、電子署名をはじ
会社で最優秀と見なされていたソフトウェア開発担当者が、実は自分の仕事を中国企業に丸投げしていたことが、VPNのログ調査で発覚した──。米通信大手のVerizonが1月14日(現地時間)、2012年のケーススタディのこぼれ話としてこんなエピソードを紹介した。同社は企業向けにITコミュニケーションサービスを提供している。 米国のある重要インフラ企業に勤めていたこの開発者──Verizonは仮にボブとしている──は長年にわたって、自分の仕事を中国瀋陽市にあるコンサルティング企業に低価格でアウトソーシングし、自分は毎日会社に出勤して動画閲覧やFacebookで時間をつぶしていた。皮肉なことに、ボブの人事評価は非常に高く、この会社の最優秀開発者として10万ドル以上の年俸を得ていた。 ボブの所業は、Verizonの顧客であるこの企業が、VPNのログに不審な点があるとして調査を依頼してきたことから発覚し
今年のトップニュースはマイナンバーの紐付けに相次ぐトラブルで、政府が総点検本部を組織して取り組むことになったが、単に人的ミスとは片付けられない問題をはらんでいる。第4位のAIのセキュリティリスクや第10位のパスキーの採用など、新たな切り口のニュースも出てきてはいるが、全体としては相変わらずのニュースで既視感が強いのは、際立つような重大事件等がなかった証であろう。プラス思考で考えれば、これは日本のサイバーセキュリティへの取り組みはそこそこうまくいっている証左とみることもできる。サイバー空間が社会に浸透して一体化してきた結果、それなりに事件事故は起こるものの、安定してきていることを示していると安心してもいいのかもしれない。 しかし、本当だろうかと疑いの目を向けてみると、今年のニュースには、「だんご三兄弟」とも揶揄されそうな事件・事故が並んでいる。これらのニュースの背後を深掘りしてみると、サイバ
昨日あたりより、Gmailアカウントを何者かに不正利用されてしまう、いわゆる「乗っ取り被害」に遭ったという報告が相次いで挙がっている模様です。主な被害としては「自分の連絡先にリンクURL付きのスパムメールを勝手に送りつけられる」というもの。 ただ、アカウントの不正利用は、重要なメールを見られたり、その他の連携サービスにログインされてしまったりする危険性もあります。この件に関して、現状Googleから公式にアナウンスはされていません。ひとまず心当たりのない送信メールがないかをチェックしましょう。次に「アカウント アクティビティの確認」をした後、「パスワードの変更」や「2段階認証プロセスの設定」を行っておくことが、現段階の対策として挙げられるかと思います。 以下、いくつかの対策法を紹介します。■アカウント アクティビティの確認 使用しているアカウントのアクセス状況を確認し、不審なアクセスがない
By Wallie-The-Frog 「台所にチョコレートケーキがあった。その横にお前がいた。ケーキが無くなった。お前の口の周りにチョコレートが付いている。誰が食ったのか。俺は食ってない。今のお前は、それと同じだ」などのとんでもない暴言を警察が言っており、さらに「解析担当者にはリファラーの知見がなかった」「解析担当者は「グーグルアナリティクス」であるとは理解せず」など、専門家集団であるはずの警察本部生活安全総務課サイバー犯罪対策センター、通称「サイバーセンター」担当者の理解不足・知識不足も明らかになってしまっている検証報告書が、神奈川県警公式サイトにて公開されています。 (PDFファイル)横浜市立小学校に対する威力業務妨害被疑事件における警察捜査の問題点等の検証結果 http://www.police.pref.kanagawa.jp/pic2/b0999_01.pdf ※2012年12月
長期休暇を目前にセキュリティの注意喚起が行われるが、今回は一般に呼び掛けられるような内容とは違った視点でセキュリティ上のポイントを解説しよう。 もうすぐ学生であるなら冬休み、大学、大学院生なら既に講義は無く、会社にお勤めなら年末のあいさつ回りという人も多いだろう。よって、年末までの残りは読者の皆様が面白く読んで、少しだけはためになる、そういう内容で今年を締めくくりたいと思う。今回は「会社のPC」よりも、個人のPCやスマートフォン、タブレット端末といった「個人のセキュリティ・コンプライアンス」をテーマに解説したい。単元がバラバラになるのは予めご了承いただきたい。 毎年寄せられるちょっと意外な相談 企業のコンプライアンス室といった過去に筆者がセミナーなどを行っていた企業からは、1月下旬から2月にかけて同じような相談が舞い込む。それは、新人や入社数年目の若手にインサイダーの疑いがあるので相談にの
IPA(独立行政法人情報処理推進機構、理事長:藤江 一正)は、情報セキュリティに関する対策情報の発信、普及啓発等の活動に役立てることを目的として、インターネット利用者を対象とした「2012年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」を実施し、その報告書を2012年12月11日(火)から、IPAのウェブサイトで公開しました。 URL: http://www.ipa.go.jp/security/fy24/reports/ishiki/index.html 家庭でも一般的になったインターネットには、便利なツールとしての利用価値がある反面、ウイルスやワンクリック請求、フィッシングといった様々な脅威が存在しています。例えば、フィッシングによるインターネットバンキングの不正送金やウイルスに感染したことによるパソコンの不正利用といった被害が一般のインターネット利用者にも発生しています。身近にあるこれ
このサイトでは、メールを送ったり、Webサイトにアクセスしたりする際に使われる「DNS(ドメインネームシステム)」という仕組みをムービーを交えて紹介しています。メールを届けるために必要な数字を探して奔走する、黒猫の冒険をぜひご覧ください。DNSとは、Webサイトのアドレスやメールアドレスに使われるドメイン名を、 インターネット上の場所を特定するための情報(IPアドレス)に変換するための仕組みです。 インターネット上にはルートDNSサーバーや.jpのDNSサーバーなど、 それぞれのドメイン名を管理するDNSサーバーがあります。 キャッシュDNSサーバーがそれらのDNSサーバーを順番にたどっていくことで、 目的の場所を見つけることができるのです。 ある日の晩、ジェシカは日本に引っ越してしまったともだち「ゆい」のことを、思い出していました。 ゆいは、いつも一緒に遊んでいた大好きなともだ
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