概要 ノイマン型コンピュータ(von Neumann architecture)とは、プログラムをデータとして記憶装置に格納し、これを順番に読み込んで実行するコンピュータ。現在のコンピュータのほとんどがこの方式を採用している。「コンピュータの父」とも呼ばれるアメリカの数学者、ジョン・フォン・ノイマン(John von Neumann)の名に由来する。 第二次大戦前後に生まれた最初期の電子式コンピュータは真空管の配列や配線が計算内容をそのまま反映したものになっており、別の計算を行うためには配線をすべてやり直さなければならず、汎用性が著しく乏しかった。 ノイマンら新型コンピュータ「EDVAC」開発チームは、計算手順や入力値をハードウェアから独立させてデータとして外部から与え、汎用の回路群でこれを処理する方式を構想した。ソフトウェア(コンピュータプログラム)という概念もこのとき誕生した。 この方