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ブックマーク / e-words.jp (5)

  • chrootとは - IT用語辞典

    概要 chroot(change root)とは、主にUNIX系OSで用いられるコマンドおよびプログラムの一つで、現在のシステムのルートディレクトリを指定したディレクトリに変更するもの。 UNIX系システムでは、ストレージを含む様々なシステム上の資源を、ルートディレクトリ「/」を起点とする階層構造のファイルシステムで管理している。chrootを実行すると、指定した任意のサブディレクトリを新たなルートディレクトリとすることができる。 例えば、あるユーザーのホームディレクトリに作成した「/home/john/test」といったディレクトリへchrootすると、プログラムはそこを起点としてファイルの作成や読み込みといった動作を行うようになる。このディレクトリ階層より下へはアクセスできるが、他の上位階層などディレクトリへはアクセスできない。 ソフトウェア開発などの際に、実際のシステム環境から仕切ら

    chrootとは - IT用語辞典
  • RACIチャートとは - IT用語辞典

    概要 RACIチャート(RACI chart)とは、あるプロジェクトを構成する各工程について、チーム内の誰がどのような役割で関わるかを定めて表の形で示したもの。業務の分担や責任の所在を明確にすることができる。 一般的な作図法では、表の最上段の行にメンバーを、左端の列にタスクをそれぞれ列挙し、升目に各人の各工程における役割を書き入れていく。複数のチームや部署が関わる場合は個人ではなく集団を単位とする場合もある。 役割は「R」「A」「C」「I」の4つあり、該当するアルファベットを書き入れる。「R」(Responsible)は工程の実行責任者で、その工程の実施に責任を持つ。複数人でも良い。「A」(Accountable)は説明責任者で、工程の進捗や完了について外部への説明責任を負う。責任の所在を明確にするため複数置くことはできない。Rと兼務とする場合もある。 「C」(Consulted)は協業先

    RACIチャートとは - IT用語辞典
  • X.509とは - IT用語辞典

    概要 X.509とは、デジタル証明書(電子証明書)および証明書失効リスト(CRL)のデータ形式を定めた標準規格の一つ。公開鍵の配送に必要な証明書データの記録形式や署名方式、無効な証明書を周知するリストのデータ形式などを定めている。 現在広く知られているX.509バージョン3(v3)形式の証明書には、公開鍵自体の他に、証明書の識別番号(シリアル番号)、署名アルゴリズムの種類、証明書の発行者(認証局など)、有効期間(開始日と終了日)、主体者(鍵の所有者)、公開鍵の暗号アルゴリズムの種類、拡張領域などが記載され、末尾に発行者のデジタル署名が記載される。発行者と主体者が同じ場合は末尾の署名も主体者自身のものとなり、そのような証明書を「自己署名証明書」という。 発行者や主体者の名前は識別名(DN:Distinguished Name)と呼ばれる形式で記述され、複数の属性値の集合として定義される。これ

    X.509とは - IT用語辞典
  • チューリングマシンとは - IT用語辞典

    概要 チューリングマシン(Turing machine)とは、1936年にイギリスの数学者アラン・チューリング(Alan M. Turing)が考案した、計算を行う自動機械の数学的なモデル。形式的な記号操作の組み合わせ、繰り返しで構成されるすべての計算を実行することができる、最も単純化されたコンピュータのモデルとして知られる。 チューリングマシンはマス目に分かれた任意の長さのテープと、テープの上を一マスずつ前後に移動でき、現在位置のマス目の記号を読み取ったり書き込んだりできるヘッドで構成される。 ヘッドは「状態」(内部に記憶された値)を一つ持つことができ、読み込んだ記号と現在の状態の組み合わせによって次の行動を決定する(ヘッドの制御部を独立した要素とみなす場合もある)。ヘッドの行動は3種類あり「テープ上でどちらかの方向に一マス移動する」「現在のマスに記号を書き込む」「内部の状態を変更する」

    チューリングマシンとは - IT用語辞典
  • ノイマン型コンピュータとは 〔 フォンノイマン型コンピュータ 〕 〔 プログラム内蔵方式 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典

    概要 ノイマン型コンピュータ(von Neumann architecture)とは、プログラムをデータとして記憶装置に格納し、これを順番に読み込んで実行するコンピュータ。現在のコンピュータのほとんどがこの方式を採用している。「コンピュータの父」とも呼ばれるアメリカ数学者、ジョン・フォン・ノイマン(John von Neumann)の名に由来する。 第二次大戦前後に生まれた最初期の電子式コンピュータは真空管の配列や配線が計算内容をそのまま反映したものになっており、別の計算を行うためには配線をすべてやり直さなければならず、汎用性が著しく乏しかった。 ノイマンら新型コンピュータ「EDVAC」開発チームは、計算手順や入力値をハードウェアから独立させてデータとして外部から与え、汎用の回路群でこれを処理する方式を構想した。ソフトウェア(コンピュータプログラム)という概念もこのとき誕生した。 この方

    ノイマン型コンピュータとは 〔 フォンノイマン型コンピュータ 〕 〔 プログラム内蔵方式 〕 - 意味/解説/説明/定義 : IT用語辞典
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