2009年3月15日のブックマーク (2件)

  • うちのこどもと、「正論原理主義」 - よそ行きの妄想

    村上春樹さんの「正論原理主義は怖い」という発言が話題だ*1。 村上春樹さんといえば、先日のエルサレム賞受賞式での「壁と卵」というスピーチ、自分は小説家だから壁と卵があればたとえ卵が間違っていようとも卵の側に立つという遠まわしな戦争批判ともとれる内容が大変な話題を呼び、一躍ときの人となった。そして今回の発言も、このスピーチに絡んでのもののようだ。 この「壁と卵」というメタファーについて、以前に内田樹さんが次のように解説されていた。即ち、壁とは言葉のこと、卵とは言葉にならないもののことであり、小説を書くということは言葉にならないものにスポットライトを当てて、それを行間で表現するということだと。私としてはこの解説を読んで、言葉にならないものの大事さ・脆さに強く同意を覚えると同時に、それを表現することの大切さ・難しさ、そして小説家という仕事のすばらしさを感じ*2、いたく感銘をうけたのだった。 さて

    うちのこどもと、「正論原理主義」 - よそ行きの妄想
    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/03/15
    とりあえず。小説家は多分「正論原理主義」と同等かそれ以上に、「言語化され得ない概念としての正しさ」が「倫理」だ、とかいう粗暴さに抵抗して小説を書いてる。 じゃなきゃ何十行も何百行も費やしたりしないよ。
  • 不可解な日本の世論 - すなふきんの雑感日記

    http://wotan.cocolog-nifty.com/blog/2009/02/post-d8c7.html大阪大学の大竹文雄教授が、1年ほど前の週刊東洋経済に寄稿していらっしゃった(面白かったのでとっておいた)のですが、ちょっと要約します++++++++++++++++++++市場競争とセーフティネットという、経済学者が考える標準的な組み合わせは、日人の常識ではないようだ。「貧富の格差が生じるとしても、自由な市場経済で多くの人はより良くなる」という考え方にあなたは賛成するだろうか。PEW研究センターと言う米国の調査機関が2007年に各国で意識調査をしている。 日では49%しか、この質問に賛成していない。米国 70% カナダ 71% スウェーデン 71% イギリス 72% 韓国 72% イタリア 73% 中国 75% スペイン 67% ドイツ 65% フランス 56% ロシア 

    yamatedolphin
    yamatedolphin 2009/03/15
    日本では既得権の打破とか改革とか新しい自民党を作るとか声をからしていた人が、「痛みをともなうのは当然」で、痛みを国でなんとかしましょうなんてそぶりは無かったから、その印象が強く、この世論に不可解はない