皆さんこんにちは。 以前、中世武家館城の面影を残す「中家住宅」をご紹介しました。 www.yamatotsurezure.com 中家住宅のほど近くを、中世から近世にかけて、奈良と五條を結ぶ下街道が通っています。 中家住宅から下街道に沿って北東、郡山の方へ少し進むと額田部地区という歴史ある地域があり、大和郡山市民ながら、今まで訪れる機会がなかったので、中家住宅を訪れたこの機会に足を延ばしてみました。 歴史ある古寺、古跡に趣ある旧街道筋の風情が残る場所でしたので、今回ご紹介したいと思います。 額安寺(かくあんじ) 額安寺は、奈良県大和郡山市額田部寺町の真言律宗寺院です。 場所はこちら。大和郡山市の南端、佐保川と大和川の合流地点に面した地にあります。 別名額田寺(ぬかだでら)とも呼ばれ、発祥は額田郷を本拠地とした古代豪族、額田部氏の氏寺、あるいは、621年に聖徳太子によって創建された熊凝精舎(