皆さんこんにちは。 奈良県桜井市といえば、大神神社や箸墓古墳といった、古代史ロマンがあふれる町というイメージが強いですね。 古代の遺跡や古社が集中するのは市北東部や南部で、桜井市の中心市街はJRと近鉄が乗り入れる桜井駅近辺になります。 桜井市中心市街は、観光的には「何もない」と思われがちな地域かもしれませんが、奈良県の「何もない」と思われている場所は、中世・近世の遺構や痕跡が面白いエリアが実は多いのです。 桜井もこの例にもれず、桜井駅の南に広がる桜井の町は、かつて伊勢街道と多武峰街道が交差する札の辻を中心に、商家と宿が建ち並ぶ宿場町として栄えた場所で、旧街道沿いに往時をしのばせる町屋や道筋が残されています。 今回は旧伊勢街道沿いの様子を中心に、現在の桜井の町の様子をご紹介します。 桜井駅 桜井市の玄関口、桜井駅です。 北側は近鉄桜井駅。 駅前の広場には、箸墓古墳をモチーフにしたモニュメント
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