中原淳(東京大学准教授)のブログです。経営学習論、人的資源開発論。「大人の学びを科学する」をテーマに、「企業・組織における人の学習・成長・コミュニケーション」を研究しています。 ディヴィッド=ボームの「ダイアローグ」を読んでいて、ふと、我に返った。 このところ、大学で、「議題のない会話」をしてないなぁ、と。 僕が学部の頃、暇を見つけては当時の助手さんの研究室にお邪魔になり、いろいろなことを話した。今から考えれば、助手さんにとっては迷惑極まりなかったかもしれないが(アタマが上がらない)、それはそれで僕にとっては楽しみなことであった。 大学院の頃は、研究室の大きなテーブルに訳もなく人がいて、議題はないのに、コーヒーなんかを飲みながら、話していた。 大学院生同士、この先、自分たちがどうなるかわからず、未来に漠然とした不安を感じていたけれど、議題のない行き当たりばったりの会話から、僕は多くのことを
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