量子ドットによる結合振動子 Coupled Oscillators using Quantum Dots 非線形振動と引き込み現象 上野 友邦* 浅井 哲也* 福井 孝志** 雨宮 好仁* Nonlinear Oscillation and Synchronization 北海道大学工学部*/量子
量子ドットによる結合振動子 Coupled Oscillators using Quantum Dots 非線形振動と引き込み現象 上野 友邦* 浅井 哲也* 福井 孝志** 雨宮 好仁* Nonlinear Oscillation and Synchronization 北海道大学工学部*/量子集積エレクトロニクス研究センター** Hokkaido University, Department of Electrical Engineering* & RCIQE**, Ueno T.*, Asai T.*, Fukui T.**, Amemiya Y.* はじめに 反応拡散系を模擬する「生き生きとした量子ドット集積体」を構成したい。 第一段階として量子ドットの単電子現象を利用した結合振動子を提案し、その結合振動 子が引き込み現象を生じることを示す。 量子ドットによる非線形振動子
Research subject
Key word: 非線形、振動、粘菌、マイクロ、時空間パターン、結合振動子 nonlinear, oscillation, slime mold, micro, spatio-temporal pattern, coupled oscillators ご意見、お問い合わせ:ａｔｓｕｋｏ＿ｔａ＠waseda.jp 戻る はじめに 生物システムを結合振動子系から考える なぜ、今、粘菌？ マイクロ技術で粘菌の形を制御して生きた結合振動子系をつくる 目標は？ はじめに 生き物と物の違いは、何であろうか？生き物を、これまでの要素還元的な研究で行われてきたように、分解していくと、組織、細胞、タンパク質、高分子、分子、原子に行き着き、最終的には物質に還元できる。しかし、私たちは、生き物と物を直感的に区別している。ヴィールスやRNA単体を生物と分類できるかどうか迷う人は少なからずいると思うが、ほ乳類はも
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