出典:日経エレクトロニクス,1975年1月27日号,pp.34-38(記事は執筆時の情報に基づいており,現在では異なる場合があります) 100号で取り上げたのはパターン認識である。極めて急速に技術が進んでいることと,影響する範囲が広いことが理由だった。流通する情報量が爆発的に増えている現在,その重要性はますます高まっている。7本の記事から成り,合計100ページを超えた特集の中から,当時・京都大学 工学部 電気工学第二教室教授で,guest editorを務めた長尾真氏による総括をお届けする。(2009/03/19) パターン認識には大きく分けて,パターン認識理論,文字読み取り,図形処理,画像処理,物体認識,音声認識などの分野がある。これらの分野における種々のテーマと技術を指摘し,これらの分野の発展段階を明らかにした。そしてこれら種々のパターン認識のプロセスをどのようにシステム構成すべきかに
![パターン認識システムをどう考えたらよいか](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)