13日夜、大阪・関西万博の会場につながる唯一の地下鉄・大阪メトロ中央線が一時運転を見合わせた影響で、万博会場の最寄りの「夢洲駅」の入り口が閉鎖され、会場の多くの人が帰宅困難になりました。 この問題で、博覧会協会が記者会見し、「結果として多くの方々が大変な思いをされたことについて大変心苦しい」と述べました。大阪・関西万博で大規模な帰宅困難が起きたのは今回が初めてで、来場者への情報発信のあり方など対応を検証するとしています。 博覧会協会によりますと、13日夜、大阪メトロから、中央線のコスモスクエア駅と大阪港駅との間で列車の運行が停止したという連絡が入ったのは、午後9時半ごろ。当時、会場と夢洲駅周辺にはおよそ3万人の来場者が滞留していたということです。 協会は、駅周辺での雑踏事故を防ぐため、午後9時45分に万博会場内のアナウンスで東ゲートからの退場を制限していることを伝え、午後10時5分から会場
