日記。 最近、本屋に行くと酷く辛くなる時がある。 「ああ、僕はいつの間にか最前線から遠く離れてしまったのだな……」と、そう感じるからだ。どういうことか。 今月の二十日をもって二×歳を迎えた(←おめでとう!w)僕は――勿論、年長者には読んだ本の数は及ばないまでも――それなりに本が好きな人間だ、と自負している。まだ字も読めなかった幼い頃、寝る前の読み聞かせを楽しみにしていた僕は、「三つ子の魂、百まで」と云う諺があるように、今もそんなに変わっていないからだ。だから、本好きを名乗った時に「こんな本も知らんのか、若造め! 出直して来い!」と哂われこそすれ、恐らく天からの罰は当たるまいと思う。それに、単純に考えるなら、このまま行けば読んだ本の数は伸びて行くだろうし、そうした意味では、僕もいつかは年長者の仲間入り出来たら良いな、とは思う(勿論、その時には決して若者を哂ったりはしないようにしよう――だって