兄に送ったメールには、どのようなことを書いたろうか。太陽光パネルと鉄骨の顛末は書いた。私や、母親の反対は聞き入れられないという実情を伝えた。 その他にも、近隣住民とのトラブルのようなことを書いた。詳しくは書かないが、鬱病で家から出れない人に聞こえる距離で、悪口めいた愚痴を大きな声で話していた。私の部屋に聞こえたから、本人にも聞こえたかもしれない。 後は、手話通訳をしていることが背景にあり、自分は善人だと勘違いしているのか、女性差別や、美醜、特に肥満への悪口が激しく、最近では、中韓へのヘイトまで加わっている。そんなことも伝えた。今思えば、関係なかったかもしれない。 その陳情に対して、兄は、とても大人めいた文章を返してきた。父親は、個人事業主として一匹狼として頑張ってきた。福祉活動にも参加していて、弱者のことを思っている。父親の暴力を乗り越えて、自分は強くなった。そんな内容だった。 私は、父親