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ブックマーク / inujin.hatenablog.com (14)

  • インターネットで書く、という危険な行為をする理由。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    若い頃のぼくの夢は、書くことを仕事にすることだった。 もっと言うなら、やりたいことと、やらなければいけないことを完全に一致させたかった。 当にやりたいことは別にあるのだけど、今は難しいから色々と我慢しているんだと言い訳をしながら生きたくなかった。 そういう、若者特有のある種の潔癖さにこだわっていた。 しかし実際に仕事をしてみると、そういった完全一致の瞬間というのはほんのわずかしかないし、それ以外のほとんどの時間は当にやりたいことでも当にやらなければいけないことでもどっちでもない、なんだかよくわからないもののために費やされてしまって、気がつくとすっかり年を取ってしまっていた。 いや、それは自分に対してあまりに不当な評価だ。 ぼくはぼくなりに、なんとか両者を合致させようともがき続けてきた。 そして今、若い頃とはまったく違う状況の中にいて、当時の理想とはかけ離れた仕事をしているけれども、年

    インターネットで書く、という危険な行為をする理由。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2021/05/28
    いっときに比べると、hatenaのブロガーは減った印象。もう覚えてない人も多い。書くことがなくなったんかな。
  • 自分が無害なおっさんであることを伝えるのは、難しい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    平日の昼間、クリスマスプレゼントにもらったラジコンカーをどうしても公園で走らせたいと子供が言うので一緒に行った。 その日はぼくは休暇を取っていたのだが、世間的にはまだみんな働いている普通の平日の昼間だったので、あまり人もいなかった。 しばらくラジコンカーを走らせて遊んでいたら、子供が急にウンチをしたいからトイレに行くと言い出した。 トイレは公園の少し奥のほうにあって、そこにはブランコや滑り台や砂場があり、ちょっと目が行き届きにくい場所だ。 昼間だといってもなんとなく物騒なので、ぼくは子供に付いていって、トイレの前でラジコンカーを預かって、外でじっと立って待っていた。 退屈なので周りを見回すと、小さい子供と若い母親たちが数人いるだけで、大人の男はぼくだけだった。 これはなかなか危ない感じの人間に見えかねないと思った。 ぼくはいま、平日の昼間から働きもせずに、子供たちとその母親たちしかいない公

    自分が無害なおっさんであることを伝えるのは、難しい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2016/12/29
    もしも、町内でロリ関係の事件が起きたら、自分は疑われるのでは?と思っている私。無職。
  • オフ会なんか、くだらない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    僕は、とても個人主義的な人間である。 だいたいの事態において、自分だけの幸福を祈っているし、他人のこととか正直どうでもいいし、組織的な行動が昔から苦手だったし、場の空気を読むのは大嫌いだ。 その点、ブログを書く作業というのはとても個人的だ。 別に他人に邪魔されるわけでもないから、書いている自分自身さえうまくコントロールできれば、自分のペースで、思うままに書けばいい。 心が狭くて、自分のことにしか関心がなくて、おまけになんでも飽きっぽい僕が、なんだかんだ続いているのは、そういうブログの気楽さのおかげだろうな、とも思う。 不思議なものだ。 そんな僕が、ブログを通して知り合った人たちと一緒に、大阪でオフ会みたいなことを計画しているのは、どうもよくわからない。 個人的に始めたブログをシコシコと個人的に書きつづけていればいいものを、一体何が楽しくて、こんなめんどくさいことをしようとしているのか、全然

    オフ会なんか、くだらない。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2014/09/17
    オフ会でブロガーと会ったら、どんな気持ちになるんだろうか。ブロガーと話したことって、ほとんどないわ…。
  • ぼくはプライドが、たかい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    とにかく無駄にプライドが高い。 だからこそ傷つくのを恐れて、色んな場面において、当たり障りのない意見しか言わなかったり、めんどくさそうなもめ事に関わるのを避けたりする。 あるいは妙に相手の気持ちをくみとろうとしすぎるあまり、自分が我慢をしてしまい、あとで苦労したりする。 以前にも書いたことがあるけど、大阪ではこういう態度を「ええかっこしい」と呼ぶ。 僕は、そのつまらないプライドを傷つけないように、「ええかっこ」しようとして、何事に対してもリスク回避的に動くのである。 リスク回避的な行動をとる人間というものは、保守的でおとなしい性格であるようにも見えるけど、それは全然違う。 けいろーさんのエントリを読んでいたら、このあたりのリスク回避的な態度のことを「全勝優勝願望」と呼ぶのだそうで、これはなかなか的確な表現だなあと思った。 (前略)何事においても中庸であろうとすることに対する懸念もあります。

    ぼくはプライドが、たかい。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2014/09/03
    私もプライドが高いのかな。プライドじゃないモノが無駄に高いような気が、今している。
  • 一生、働きたいと思っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    仕事は、好きだ。 仕事にはいつもお題があって、アイデアを考えるのは面白いし、色んな人と関わるのも楽しいし、新しいことを学ぶこともできる。 家族ができるまでは、僕は一年のうちでちゃんと休むのは正月くらいで、別に休みたいとも思わなかった。 やるべきことも、やりたいことも、いくらでもあった。 特に休日の職場は静かで、平日のあいだに積み残した作業を消化したり、やりたくてもできなかった企画を考えたり、ついでに前から読みたかったも読んだりと、かなり貴重な「バッファー」だった。 いま考えてみると、若い頃の僕には何か特殊な能力があったわけではなく、会社からすれば「たいした人材ではないが、いくらでも働くことできる」ことに価値があったのだと思うし、自分も無意識にそこに依存していたと思う。 だから僕は自分が持っている時間のほとんどを仕事に費やしていたし、それが当たり前だと思っていた。 ★ 先日、こんな面白い記

    一生、働きたいと思っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2014/07/25
    人が動くと書いて「働く」。ただ、私は、自分の好きことを好き放題したいと思って、大変なことになってしまいました。
  • 京都が、嫌いです。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    東京では、大阪に出張すると言うとみんな気の毒そうな顔をするのに、京都に出張すると言うとうらやましがるらしい。 大阪の人間からすれば、大阪と京都の何が違うのかと思う。 しゃべる言葉も、飲んでいる水も、ややこしい人柄も、ほとんど変わらない。 それなのに、まあずいぶん京都という土地は、東京に対するブランディングに成功しているのだなあ、何が古都だ、新都におもねりやがって、などと思う。 もちろん、やっかみである。 ★ 僕には「積み重ねてきたもの」への嫉妬心がある。 京都は、それがポーズだとしても、たしかに古くから積み重ねてきた伝統を大切にしている。 内部には最新のテクノロジーを完備していたとしても、表向きは昔からの何かを受け継いできたような顔をしている。 残念ながら、大阪にはそういう部分が少ない(実際はそういう人たちもちゃんと存在するが)。 たとえそうすることが「儲かることだから」だと理由を呈示した

    yarukimedesu
    yarukimedesu 2014/03/19
    これ書いた人も、読んだ人も京都=京都市ってイメージで読んでいるでしょ!私にとって『京都』という言葉は、そんな言葉です(亀岡より)。
  • 僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    ここのところ、ブロガー諸氏が、突然はてなブックマークでキツいコメントを書かれて気分を害されるというケースをいくつか見受けたが、基的にはこれが「ベテランはてなユーザー流」の歓迎のしかたの一つなので、ここは「あら?そんなにこっちに興味あるの?んもう仕方ないわね、どうしても読みたいならこれからも読ませてあげてもよくってよ」と悦に入るところである。 である、と断言したのは理由があって、結局はブックマーカーに代表される読み手というものは書き手に依存せざるをえないからだ。 叩くにせよ、賞賛するにせよ、対象がなければ何もできないし、あったとしても叩きがいのないコンテンツばかりでは毒舌も発揮しようがない。 だからブロガーは、お腹がペコペコで騒ぐ子供たちをたしなめながら優しく手料理を配ってあげる母親のような気持ちで接してあげればよろしい。 これはもちろん書き手についても言えることで、いつでも書き手と読み手

    僕らはみんな、間違っている。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/11/24
    明らかに愚かなブコメを食らうと憤慨する方です。
  • 感想グループの、感想の感想なのだ。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    今後の感想をブログで書いてもらえると喜ぶグループのゆくえについて、色んなブログから感想をいただいた。 貴重な時間と労力をかけて書かれた、面白い感想と厳しい感想をじっくりと読んで、大変勉強になった。 非常に乱暴になってしまい申し訳ないけれど、今後のテーマになりそうだと感じた部分だけを、未来志向でピックアップさせていただく。 ★ 来の「言及しあう面白さ」へ戻っては このグループは、私が知る限りではキョロ充発想のグループです。感想をもらいたいけど、言及には躊躇してしまう……。そうした人のための意思表示サインです。リアクションブロガー*4に警戒心を抱く人もいる。誰だって言及トラブルは起こしたくない。だからこそ、わかり易い目印が必要だった。 しかし前述の通り、皆が受け身の姿勢です。「グループに入ってもPV増えない」と言うのも当然……。皆が待ちの姿勢だから。結局は自分から一歩踏み出さないと何も始まり

    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/11/11
    最後の一文に激しく同意。
  • フォースブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    サードブロガーなるものを目指しながらも、難しいと感じている人に、僕は1つ提案したいことがある。 ここらで、サードブロガーではなく、フォースブロガーになってみるのはどうだろう。 ★ 先日、こんなエントリを書いたら、 サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。 いくつか感想をいただいたのだけど、その中で、こんなエントリがあって 新しいイスを用意できる人、イスの幅を広げることができる人がサードブロガー - はてブのまとめ ここで私のいうサードブロガーの定義に当てはまってる人を挙げておく。 ということで、いくつかのブログを紹介された。 それを読んだ方々の反応を、また読んだ。 サードブロガーもアルファーブロガーみたいなもんやで、孤独のブロガーみたいな。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 冒頭で紹介した記事に紹介されているサードブロガー達は、この定義の中で、アルファーブロガーなん

    フォースブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/10/24
    次に代表的なフォースブロガーがヘッドラインされる記事に出会った時、私はどんな顔をすればいいだろうか?
  • サードブロガーに、なりませんか。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    アルファブロガーなるものを目指しながらも、難しいと感じている人に、僕は1つ提案したいことがある。 ここらで、アルファブロガーではなく、「第三のブロガー」になってみるのはどうだろう。 ★ id:yarukimedesuさんのエントリ さらば、「はてな」よ。 - 団劇スデメキルヤ伝外超 を読んだ。 id:otsuneさんが車で事故に遭われたことをブログに書いたら、id:paradisecircus69さんやid:p_shirokumaさんがそれについての感想をブログに書かれた。 そのやりとりがはてなブックマークで関心を集めていたことについての、感想だ。 記事の内容は、台風の時に事故った人がなんやかんやだけど、ここまでIDが強烈なインパクトを与えることはないだろう。yarukimedesuというアカウントもホウボウで使っているけど、きっと、この先に、彼らよりも強烈なインパクトを与えることはないだ

    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/10/18
    既に今人気を博しているルーキー達がサードブロガーな雰囲気もあるような。
  • お笑いが、苦手です。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    コテコテの関西人だけど、お笑いが苦手だ。 いまだに関西人は誰もが面白いことを言えると信じて疑わないピュアな人と出会うことがあり、そんな期待に満ちた目で見つめられても、何にも出てこないですよと、迷惑にすら思っている。 今、感想をブログで書いてもらえると喜ぶグループ界隈(でもないか?)で、お笑いを巡るこんなやりとりがある。 ヤマネ ショウさん(id:sho_yamane)が 関西人からしたらダウンタウンがディスられてるのが悲しい - 無意味の意味 というエントリの中の 今の僕があるのは、ダウンタウンのおかげだと思ってる。もちろんダウンタウンの他に番組は「タモリ倶楽部」、人物は、みうらじゅん、中島らも、リリー・フランキーのように影響を与えてくれた要素はたくさんあるが、一番大きな影響を与えてくれたのはダウンタウンだと思う。 自分のトーク術や処世術っていうのは、ほとんどダウンタウンから学んだものなん

    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/10/08
    確かに、面白さを無意識に強要している自分がいるような。
  • オオカミを撃つ男と、永遠の孤独。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    とんでもなくお金を持っている男を知っている。 非常に安定した家業を受け継いでいるので、努力しなくても、勝手に定期的な収入が得られるし、そもそも収入など必要のないくらいの資産がある。 そこで当然のごとく、その潤沢な資金を使って、世界中の思いつく限りのあらゆる遊びをしてきた。 そんな彼がいま夢中なのは、モンゴルにオオカミを撃ちに行くことなんだそうだ。 しかし、彼には悩みがある。 モンゴルでオオカミ撃ちを楽しむためには、ある大切な条件が不可欠なのだ。 それを一緒に楽しめる人がいること。 そんなの、お金があればなんとでもなるんじゃないかと思われるかもしれないが、これがなかなか難しい。 なぜなら、彼と一緒にオオカミ撃ちを楽しむためには、彼と同じように世界中の遊びを楽しみ尽くし、それらに飽き飽きしていなければならない。 色々と試してみたけど、今はやっぱりこれが一番だよなと、お互いに共感しあえる相手でな

    オオカミを撃つ男と、永遠の孤独。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/10/03
    お金持ちになるだけが幸せじゃあないか。
  • 幸せの話の次は、神様の話。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    昨日のエントリには、やや極端なことを書いた。 今読みなおすと、なんだか自分の幸せ以外に一切興味を持っていないアブナイ奴なんじゃないかという感もあって、あるいは、どうせ人間死んだらおしまいやねんから、やりたいことを追求したらええネン的な、無責任な印象もある。 まあ、それでもあながち間違いではないのだが、これはあくまで大きな方針であって、もちろん僕だって個々の案件に対しては損得勘定やリスク低減策を発動させているわけで、やはり不親切だなとは思う。 僕の悪いクセで、いったん乱暴な仮説を放り投げあうことで面白いアイデアを集めておいて、あとでワチャワチャと取捨選択したり、ちゃんとした道筋に整備し直したらいいじゃないかと、つい、なってしまう。 しかしそのやり方を成立させるためには、今からそういうルールでやりますよ、という宣言が必要だし、いくらブログとはいえ、何の符丁もなしに始めてしまうと誤解も混乱もある

    幸せの話の次は、神様の話。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。
    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/09/26
    神社に行っても全然幸せになれない理由が分かりました。
  • 明日の僕は、今日とは違うことを言うと思う。 - 犬だって言いたいことがあるのだ。

    なんだか、面白そうなことになっている。 id:yarukimedesuさんの an・anの女子力終了・「呼ばないで」って、お前らが女子を自称しだしたんやないかい! - ナカノちゃんねる 女子力を測る一つのバロメーターとして「an・anに特集される」というのを上げてましたが、ちゃぶ台をひっくり返されたような気分です。 たしかに僕の周りの女性たちの多くが、自らに「女子」という呼称を使うようになってから久しいし、僕も面白いから「そのボールペン、ムダに女子力高くね!?」とか乗っかっていた。 しかし当の女性のほうから、実はもう女子とは呼んでほしくないんだと主張されると、そりゃ言われたほうは、いや・・別に・・そっちが先に言ってたんじゃ・・・いや、なんでもない・・・その・・・ごめん・・・と、なってしまう。 実に素晴らしいマッチポンプである。 でもまあ、こういうコンテンツは、これくらい無責任で乱暴なほうが

    yarukimedesu
    yarukimedesu 2013/09/19
    実際には「○○女子」って言葉はおっさんが作った可能性のあるかも知れません。
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