いまやアニソンシーンには欠かせないヒットクリエイター&シンガーソングライターのオーイシマサヨシさん。変幻自在のメロディーを生み出し、複数のアカウントを駆使して楽曲を紡ぎ上げるオーイシさんの“音楽DNA”は、どのようなルーツから構成されているのでしょうか。オーイシさんの音楽世界を支える“核”を探るべく、これまでに刺激を受けたアーティスト&アルバムや音楽人生に迫ると共に、8年目にして待望の1stアルバム『エンターテイナー』についても語っていただきました。 撮影:平野敬久 取材・文:遠藤政樹 記事制作:オリコンNewS たま『ひるね』は人生における“チューニング”用アルバム ――さまざまな楽曲を生み出されているオーイシさんですが、自身の音楽観に影響を与えるほどヘビロテした、「人生で最も聴きこんだアルバム」トップ3を教えてください。 まずは、たまさんの『ひるね』(1991年/メジャー2ndアルバム