ブックマーク / blog.szk.cc (3)

  • AIとのおしゃべりが持つ社会的意味

    Shank et al. 2019より インタビューの結果からShankらは、人間がAIに対して心を持っているように知覚する条件には3つあると述べている。1点目は、AIがその時々の技術に対する期待を超えるような反応を見せること。この場合、人々は失望よりは驚きを見せることが多い。2点目は、AIが社会的な役割を担うこと。この場合に人々は、AI当に何らかの心を持っているように感じ、驚いたり不安を感じたりするという。Shankらは、AIが社会的な役割を担っていると感じることが、より強い反応を引き出していると分析している。3点目は、AIを擬人化することだ。つまり、AIが人間のような心を持っているのだと知覚することで、さらに強い心理的反応が見られるというのである。 もちろんデータとなっているインタビューは統制されたものではないし、その意味では個人の感想の寄せ集めだとも言える。とはいえ、「AIが心を

    AIとのおしゃべりが持つ社会的意味
    yarumato
    yarumato 2024/03/04
    “教員として「以前に教えたことを覚えていないまま質問してくる」学生に多々遭遇する。実際には、人だってAI以上にいい加減だし、ごまかすために平気で嘘をつく。教員は、学生が恥をかかないように工夫する。”
  • 退屈じゃないこともAIに任せる

    AIによる業務効率化」がブームだ。といってもAI仕事に使える、使わなければという機運が高まったのもこの1年足らずのことだし、技術動向が目まぐるしく変わっていることもあって、いまだ「定番」と呼べるスキルは生まれていない。プロンプトエンジニアリングが大事になるぞとか言われていたかと思えば、データ分析画像生成、直近では動画の生成などが話題になり、「何に使える技術なのか」というイメージすら明確ではないのが現状だ。 こういうときに、新しもの好きというか、アーリーアダプター層とマジョリティの間の「キャズム」はずいぶん大きなものになると思われる。マジョリティ層が「使い方や規制の動向がはっきりするまで待っておこう」と考えるのに対し、アーリーアダプター層は次々と新しいものを試し、それによってAI活用の「コツ」のようなものを掴んでいく。おそらくそれはかつての「検索エンジンの使い方」と一緒で、言語化しづら

    退屈じゃないこともAIに任せる
    yarumato
    yarumato 2024/02/27
    “noteの記事のサムネイル画像はBing Image Creatorで生成した。「こういうサムネイルで」とオーダーするだけ。「やっぱりこう変えたい」と人に頼むと嫌な顔をされたり追加料金を請求されるが、そういう心配もない。”
  • ランキングから降りる

    大学教員になってから、年の暮れというものの感覚がずいぶん変わった。確かに学生たちの卒業論文・修士論文が大詰めの時期だからあまり気の休まることはないのだけど、一方でレギュラーの授業がない時期だというだけで、あるいは事務職員との打ち合わせや会議が入らないということだけで、普段よりものんびりできるようにも思える。考えごとをする時間が増えるから、1年を振り返りながら、余計なことばかり考えてしまうのは若い頃と変わらないのだけれど。 ただ今年に関しては、振り返っても「辛かった」「苦しかった」という思いがフラッシュバックするばかりで、あまり有意義なところはないかもしれない。たしかに昨年のように多くのものが止まってしまうという状態ではなくなった。だけど、「どの程度まで動くかは各自の判断に任せる」という世の中全体の方針が、昨年以上に僕たちをバラバラにしたように感じる。どのくらいリモートワークを続けるのか。い

    ランキングから降りる
    yarumato
    yarumato 2022/01/02
    “配信した楽曲も動画も ほぼ再生数はゼロだ。社会的な意義、収益は発生していない。ランキングの上位を狙うと活動が苦しくなる。面白いから(内発的動機)ではなく、バズるための表現(外在的な動機)になる”
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