“肉”といえば、一般的に鮮やかな赤~ピンク色でツヤのあるものがおいしさの基準になっている。しかし最近、都内量販店で販売されている不気味な“青い肉”が密かな人気を集めているのをご存じだろうか。ノルコーポレーションの「ゾンビ肉」(399円)だ。 これは、同社が食品事業第1弾として、フリーズドライ食品メーカー「天野実業」と共同開発したビーフジャーキー。白目をむいて血を流すゾンビが描かれたパッケージの中には、まるで腐った肉のように青く変色したジャーキーが…。そんなグロテスクな見た目が面白いモノ好きにウケ、発売3か月間の出荷予定数2万パッケージを1か月で達成するヒット商品となっているのだ。 商品化のきっかけを聞いてみると、「雑貨メーカーである弊社にしかできない、“食品”という枠を越えた面白いものを作ろう!」と社内会議を重ねた結果、発売時期が夏前だったことから連想ゲームのような感覚で“ゾンビ”というア