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ブックマーク / techtarget.itmedia.co.jp (2)

  • クロスサイトスクリプティング攻撃とは 前編――その目的と仕組み

    Webはクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性をなくすことができずにいる。XSSは、攻撃者が悪質なクライアントサイドコードをWebページに仕込んでセキュリティを破るもので、1990年代ごろから浮上し、GoogleYahoo!、Facebookといった大手Webサイトのほとんどは、いずれもXSS問題に見舞われてきた。XSSの脆弱性を突いた攻撃を仕掛ければ、情報を盗んだり、ユーザーのセッションを乗っ取ったり、悪質コードを実行したり、あるいはフィッシング詐欺の手口に利用することも可能だ。 Web 2.0が最先端のXSS攻撃を生み出したとの見方もあるが、実際には、こうした攻撃は古い手口を焼き直しただけのものがほとんどだ。ただし確かなのは、Ajax技術によって様相が変わり、攻撃者が一層見えにくい形でXSSの脆弱性を悪用できるようになったことだ。Ajaxアプリケーションは一般的に極めて複雑で

    クロスサイトスクリプティング攻撃とは 前編――その目的と仕組み
  • Webアプリの入力検証不備──4つの実例とその対策

    Webアプリケーションの入力検証に不備があると、セキュリティ上の深刻な弱点になる恐れがある。しかし、こうした不備は、得てして問題が起こるまで気付かれない。稿では、わたしがWebアプリケーションのセキュリティ評価を行った際に見つかった入力検証の不備の例を幾つか紹介しよう。 ログインIDが含まれたURL これまでで最も興味深い入力検証の問題を見つけたのは、自分のさまざまな機密情報を保存していたWebサイトだった。ある日、そのサイトを眺めていて、自分専用のログインIDがURLに含まれていることに気付いた。これはWebサイトの最も基的な、しかし危険な欠陥の1つだ。わたしは「彼らは分かっていないに違いない」と考えた。そこでサイトの管理者に電話で連絡を取り、問題を報告した。彼女は最初は平然としていた。彼女の態度が変わったのは、彼女がそのシステムの自分専用のIDをわたしに教えた後で、わたしが彼女の住

    Webアプリの入力検証不備──4つの実例とその対策
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