自主制作の本を作成したので、国立国会図書館法が定める「納本制度」に従って、国会図書館に本を納めてみた。 「私的標本 捕まえて食べる話」という自主制作の本をつくりました 冒頭から私事(というか宣伝)で恐縮だが、今までに自分の個人サイト(私的標本)やデイリーポータルZなどで書いた記事の中からピックアップしたものを大幅にリライトし、書き下ろしを加えて、「私的標本 捕まえて食べる話」という本を作成した。 本といっても、どこかの出版社が出した物ではなく、私が知り合いにイラストとレイアウトを頼み、数百部を印刷しただけの、個人的な自主制作の本である。手前味噌だが、いい本だと思う。直したいところは多々あるが。 もちろん流通に乗るようなものではないので、そういった本を扱っている中野のタコシェというショップ、知り合いの務める釣具屋、イベントでの手売りと、ものすごく限られた場所での販売だ。 購入はこちらから。買
この記事は以前の記事[ライセンス]結局何を使っていいの?利用者視点でのよくわかる著作権!と対になる内容です。同じ事を別側面から見ているので、言っていることは同じだったりしますw 作ったものを公開したい! モノ作りをしている人達の中でも、web業界で働いている人にとっては制作物や研究結果をシェアするという考え方はわりと一般的だと思います。業界の大先輩の方々が書いた本を始め、無料でもブログに書かれている最新情報、リファレンス、備忘録、実験等様々な形で情報を得ることが出来ます。 同じように業界に還元すると大層なことは言わないまでも、皆さんは自分の為に、自身の作品や素材を配布・宣伝したりできます。すなわちそれで商売が出来たり、仕事の受注につながったり…セルフブランディングというやつも含まれますかね。
GNU-GPLやGNU-LGPLなどがこれにあたります。コピーライトの反対、として位置づけられたための呼び名です。コピーライトが著作権を全て持ったままなのに対し、コピーレフトは制作者の最低限の権利を守るための著作権表示以外は何も残りません。 ただしGPLはもともと制作者の「これ自由に使っていいよー」→「ありがとう、出来たよー」→「作ったものも自由に使わせてくれるんだよね?お互い協力しようぜ」→「え、それはやだよ」→「Σ(゚д゚lll)ガーン」と言う苦ーい経験のもとに作られた為、最初の制作者の権利を後に続く二次利用者の権利が上回らないようになっています。 この決まりが結構リスキーな為、このライセンスを持ったプログラムはフリーソフトウェアを作る人達以外には使われない原因になってます。現在はMIT等との選択的なデュアルライセンスになっていたり(有名なところだとjQueryがそうみたいです。公開
総務県民常任委員会2日目は、昨日の防災施策に関する調査と打って変わって、文化行政に関する調査視察。京都市内中心地にある「京都マンガミュージアム」を調査後、バスで約1時間かけ訪れたのは、京都府相楽郡にある「国立国会図書館・関西館」。まさか、国立国会図書館が霞が関以外にもあるとは知らなかった。 今年開館10年目を迎える関西館、正直なところ、こんな不便な場所にこれほど贅沢な施設がどうして必要なのかと疑問を抱く。開館2002年と言えば、バブル期後半、“ハコモノ行政”の遺産なのかも知れない。 とはいえ、収蔵能力600万冊(東京本館は1200万冊)を誇る国立国会図書館関西館の収蔵庫(一般立ち入り禁止区域)は“現代アート”の作品?と見紛うような空間。すばらしい施設、収蔵能力、デジタル化により外部からもサービスが受けられる。我が国国民は、大いに活用するべきだ。
この11月16日に衆議院が解散され、12月4日公示、16日投開票という総選挙日程が示された。残念ながら、今回も著作権問題が選挙の争点となることはないだろうが、多少なりとも誰かの参考になるかも分からないので、ここで番外として前回総選挙から3年あまりの間に議論され、成立して来た各種著作権法改正に関係して名前が出て来た国会議員のリストを載せる。 (1)ダウンロード犯罪化を含む著作権法改正関係 この3年あまりの間で一番大きな問題を含む法改正はダウンロード犯罪化だと私は思っている。10月1日の施行以来今のところ逮捕者は出ていないようで、遠隔操作ウィルスによる冤罪問題でそれどころじゃないというのもあるかも知れないが、法改正をして何もしないというのも今の警察の振る舞いから見てあり得ないだろうし、何かしらの形で逮捕者が出るのは時間の問題だろう。 この著作権法改正案はこの6月15日に衆議院文部科学委員会及び
今年に入ってから、楽天の端末発売や「キンドル」の日本上陸など、「電子書籍」に関する話題には事欠かない。 16日付の日経紙には、 「電子書籍配信 官民出資の機構が始動」 という見出しとともに、(株)出版デジタル機構(http://www.pubridge.jp/)が電子書籍配信を16日から開始する、ということも報じられている*1。 そして、そんな流れを汲んだかのように、この数か月の間に一気に浮上してきたのが、「出版物に係る権利(仮称)」を議員立法で創設する、という動きである。 11月9日付の読売新聞系ニュースサイトでは、 「超党派の国会議員や大手出版社、作家らでつくる「印刷文化・電子文化の基盤整備に関する勉強会」(座長=中川正春衆院議員)は8日、電子書籍の違法コピーに対抗するため、著作権に準じる著作隣接権を出版社に与える法制度の骨子案を発表した。」 「原稿や写真、デジタルデータなど紙や電子の
25日(木)に県立川崎図書館を訪問しました。この図書館は黒岩知事が設置した神奈川臨調(緊急財政対策本部調査会)で廃止・移譲などの検討対象となっている図書館です。 佐野よしあき川崎市会議員と一緒に訪れましたが、お忙しいなか平野達夫・館長、澁谷渡・副館長、斉藤久実子・事業部長に対応していただきました。 最初に平野館長から県立川崎図書館の概要と事業、特徴点など丁寧に説明をいただき、そのあと館内を案内していただきました。 この図書館は私が生まれた昭和33年に、県内で二館目の県立図書館として開館。以後、科学と産業に特化した全国唯一の公立図書館として科学技術系の専門書や学術雑誌の蔵書数、社史の豊富さ、多様な企業支援サ-ビス等から、公立図書館としては、特色のある大変ユニ-クな図書館であると評価されているそうです。 確かに約1万6千冊の国内有数の「社史」コレクションは圧巻でした。年間4~5回テ-マを変える
音楽に関することを中心に、日々のできごと、思いついたことなどを、きままに書いていくブログです。別のブログやmixiに掲載していた記事を復活してここに掲載したものもあります。 神奈川県立図書館の貸出・閲覧をやめるという話が神奈川県から出ているというのは、由々しき事態という気がいたします。教育委員会が積極的に県民の教育環境を悪化させることを提案するというのは、ちょっと考えられない感じがいたしますが、本当なのでしょうか。仮に本当だとして、それに対して強い反対が県民から出ないということであれば、それはこの県だけでなく、日本全体で図書館に対する意識が低いということの象徴なのかもしれません。自治体の財政を問題にするにしても、社会教育に関していえば、ここは最後の砦ではないかとも思ったりします。 少なくとも私が留学していたアメリカで、図書館を使えなくするなんていうことになると、大変な反対運動が起きるような
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