身近な素材である紙を使った遊びの中から、幅広い年齢層が楽しめる造形として人気が高い「折紙」と浮世絵版画の一分野「おもちゃ絵」をご紹介します。 「折紙」は“包む”という役割が儀礼用として発達し、その後江戸期に生まれた遊戯折紙が、明治期以降は幼児教育と結びついて今日に続きます。「おもちゃ絵」は子どもが切り貼りして遊ぶ、現代の雑誌付録のようなものです。双方に共通する紙の柔らかい風合いをご覧ください。 ◆会期:2017(平成29)年1月5日(木)~2月27日(月) ◆会場:当館3階企画展示室1・2 ◇主催:天理大学附属天理参考館 ◇後援:奈良県天理市、奈良県教育委員会、天理市教育委員会、読売新聞社、NHK奈良放送局 ◇協力:日本人形玩具学会、天理大学附属天理図書館 ●チラシ 関連イベント 記念講演会1「折紙あれこれ」 日時:2017(平成29)年1月28日(土) 午後1時30分から 講師:竹村 菊