熊本県錦町が、太平洋戦争中に旧日本軍が建設した人吉海軍航空基地を紹介する資料館「山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアム」を開館した。海軍が米軍の本土上陸作戦を想定して建設した巨大な地下施設を備えた基地の歴史を学べるほか、一部地下施設も見学できる。米軍機に撃墜された日本軍機の残骸や寄せ書きが残された日の丸など約80点を展示している。【中里顕】 基地は1943年11月ごろに海軍が飛行場建設を始め、44年2月に発足した人吉海軍航空隊の拠点になった。パイロットや整備要員の養成に加え、鹿児島と宮崎にある主要基地の中継基地として機能した。全長約1500メートルのコンクリート製滑走路を備え、最盛期には軍関係者約6000人がいたとされる。
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