1999年から進められた司法改革の過程で、司法試験の合格者は2010年を目処に年3000人と内閣で閣議決定され、2200人まで増えました。しかし、裁判などの事件が増えないのに弁護士が急増して過当競争になっているとの声が高まり、今年の合格者数は1800人に押さえられています。弁護士の自治団体であり、弁護士法で加入が義務づけられている日弁連は、当初は3000人を支持していましたが、現在では合格者を1500人に減らすことを要求しています。また、自民党などの政党も、1500人への減員を提言しています。 タイトルの集会は、これらの流れに対して、年3000人の当初の目的を実現させるべきだという弁護士や法科大学院関係者を中心とした、「ロースクールと法曹の未来を創る会」が弁護士会館クレオで行ったトークイベントです。 これに参加し、話を聞きながら書き起こしました。私は同会とは何の関わりもない傍聴者で、同会を
![10/27「司法試験3000人合格を実現する国民大集会」書き起こし|高瀬文人](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ad0577589ea905cbcf21551b539478297ffdfbd6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F51641635%2Fprofile_164526c8c6ed897c1f3cf2bc226ca9ac.jpg%3Ffit%3Dbounds%26format%3Djpeg%26quality%3D85%26width%3D330)