枝野幸男官房長官は4日の記者会見で、日本相撲協会が受けている公益法人(財団法人)の認可の取り消しについて「民法には取り消しという制度もあるが、そこに向けて幾つもの手続きがあり、解散には至らないという手続きも定められている。一足飛びにいく話ではない」と語り、慎重な姿勢を示した。 枝野氏は3日の会見で、公益法人の認可取り消しについて「可能性としてはあり得る」と述べていた。高木義明文部科学相も4日の会見で「取り消しに至るまでは手続きを踏まないといけない。まずは速やかに報告を受け、その後に検討されるべきと思っている」と指摘。これに関連し、蓮舫行政刷新相も4日の閣僚懇談会で「公益法人取り消しがメディアで取りざたされているが、ハードルは高い」などと語った。
妊娠しても流産を繰り返す「習慣流産」の危険性を高める遺伝子を、藤田保健衛生大学(愛知県豊明市)の倉橋浩樹教授(分子遺伝学)らの研究チームが発見し、1日に発表した。この型の遺伝子の人に効果的に薬を投与することができれば、治療につながる可能性がある。近く欧州ヒト生殖学会の学会誌電子版に掲載される。 3回以上の流産を繰り返す習慣流産は全妊娠の1〜2%とみられる。染色体異常や感染症などがかかわっていると考えられているが、多くは原因がわかっていない。 妊婦の胎盤内側の表面では、血液がゆっくり流れて胎児に栄養を送っている。倉橋教授らは、この血液が固まるのを防ぐたんぱく質「アネキシンA5」に着目。習慣流産の女性243人と、そうではない女性118人について、このたんぱく質の遺伝子を調べた。 その結果、流産を繰り返す女性では、このたんぱく質の遺伝子の6カ所で、流産しない人たちと比べて配列が異なっている
大麻取締法違反(譲り受け)容疑で奈良県警に逮捕された京都府宇治市の自営業の男性(32)について、奈良地裁(橋本一=はじめ=裁判長)が「弁護士への連絡要請にすぐに応じなかった捜査員の行為は違法」として奈良簡裁の勾留決定を取り消したことが分かった。男性は釈放された。 県警や地裁の決定書によると、男性は、2009年6月に知人男性から大麻草4グラムを2万円で譲り受けた容疑で、今年1月20日夜に家宅捜索を受け、直後に逮捕された。 男性は捜索の最中、「弁護士に電話したい」と求めたが、捜査員は「捜索中だから後にしてほしい」と拒否。男性は21日、私選弁護人と接見できたが受任を拒否され、22日に弁護士会から派遣された国選弁護人が付いた。 男性は「譲り受けた覚えはない」と容疑を否認。弁護人は、簡裁による10日間の勾留決定を不服として準抗告し、地裁は28日、「捜査員の行為は(憲法34条が定める)弁護人依頼
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く