TurboNASのファームウェアが立て続けにリリースされた。11月16日に3.8.0 Build1114、その3週間後の12月6日には3.8.1 Build1205がリリースされている。一般にバージョン番号は2番目の数字までが機能的な変化を示し、末尾はバグ修正や既存機能の改善など、軽微な変更を意味することが多い。ところが、今回は3.8.0から3.8.1においても重要な変化がある。順を追って見ていくことにしよう。 ユーザーの統合化を果たした「ファームウェア3.8.0」 まずファームウェア3.8.0によって、TurboNAS管理画面の「入り口」が大きく変わった。今まで「Multimedia Station」「Music Station」など、TurboNASのアプリケーションは個別にユーザー管理を行っており、各々ログインIDを入力しなければならないため、管理画面から各アプリへは単なるリンクに過