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産業総合研究所研究員の高木浩光さんのブログからの印象だけど、最近、行動ターゲティング広告とプライヴァシー保護の話が舞台や方法を変えて何度も登場しているような気がする。ソフトウェア開発者はちょっと気をつけた方が良い。 行動ターゲティングとは 総務省:行動ターゲティング広告の経済効果と利用者保護に関する調査研究 報告書によると 行動ターゲティング広告は、インターネット広告の 1 つであるが、その中では比較的新しく登場した広告手法である。インターネット広告では、ICT を活用して、特定の対象にねらいを定めて広告することが可能である。不特定多数に広告するものを「マス広告」と言うのに対して、特定の対象にねらいを定めて広告するものは「ターゲティング広告」と呼ばれている。 現在のインターネット広告は、何らかのターゲティングを行っていることが多い。ターゲティング広告には、行動ターゲティング広告のほかにも様
前回の続き。なるべく一般人向けに書きます。サードパーティCookieとあまり関係のない話も書きます。 http://d.hatena.ne.jp/mala/20111125/1322210819 http://d.hatena.ne.jp/mala/20111130/1322668652 前回までの概要 トラッキング目的のCookieの利用などからサードパーティCookieの利用は問題視されIE6で制限がかけられるもプライバシーポリシーを明示すれば利用できるという迂回手段を用意、しかし今ではP3Pはオワコン化、SafariはサードパーティCookieの受け入れをデフォルトで拒否する設定を採用したが一度受け入れたCookieは問答無用で送信、Mozilla関係者は「殆ど合法的な利用目的はない」と言っていたものの既存Webサイトとの互換性のために変更できず、ブラウザはサードパーティCookie
Mozilla Foundationは、米連邦取引委員会(FTC)の提案に従い、ウェブページにおいてユーザーのオンライン行動が広告上の目的で追跡されてしまうことを防ぐため、「Firefox」などのウェブブラウザに実装する仕組みを詳細に提案している。 Mozillaの「Do Not Track(追跡拒否)」技術では、ブラウザから送られるネットワークデータパケットが、ユーザー側で追跡されることを望まないウェブサイトに信号を送る。そしてここが厄介な部分なのだが、ウェブサイトの運営者に協力を求める。 Mozillaで国際プライバシーおよびパブリックポリシー担当リーダーを務めるAlex Fowler氏によると、この仕組みでは、ウェブのHTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)を使用する基本的な通信を行っている間に、ブラウザがウェブサイトに警告を出すという。同氏はまた、このシステムを機能させる上での最
米Googleは米国時間2011年1月24日、Webブラウザー「Chrome」のプライバシー機能強化について発表した。オンライン行動の追跡をユーザーが恒久的に拒否できる手段を提供する。米連邦取引委員会(FTC)が個人情報管理手段「Do Not Track」の搭載を提案したことにこたえるもの。米MozillaもWebブラウザー「Firefox」用の追跡拒否機能を検討中であることを前日に明かした。 GoogleがChrome向け拡張機能としてリリースした「Keep My Opt-Outs」は、オンライン広告業界の自主規制基準に準拠した広告企業の追跡を一括して拒否できる。すべてのクッキーを削除した場合でも、オプトアウトの設定は維持される。従来提供されているオプトアウト機能は、クッキーを削除すると設定内容もすべて消去されてしまった。 Keep My Opt-OutsはGoogleのWebサイトから
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