理工系の大学や高専で出てくる「ラプラス変換」。 教科書を見るといきなり 「f(t)のラプラス変換 ( f ) は ∫o∞ e-st f(t) dt 」 とか書いてあるけど、 「何でこんなことしなきゃいけないの」 とか 「e-st のsって何 」 とか気になって、前に進めませんね。 必修の科目にラプラス変換が出てくるのは、 微分方程式を解く時に使うと、 簡単になるからなんです。 電気回路とか 機械のレスポンスとかの問題を解く時は必殺です。 基本思想を以下に説明するので、お役立てください。 y ' +2 y = e-t を満たすような y(t) はどんな関数か、 というような問題を微分方程式といいます。 これに ただし y(0) = 3 のような条件がついた問題を、初期値問題といいます。 t=0 のときの yの条件、つまり初期条件がついた問題です。 これくらいの問題なら、ラプラス変換を使わなく