東京新聞の記事によると、昨年末や年明けなどに猛威を振るった台風並に発達した低気圧に対して「爆弾低気圧」との名称を使った報道がされているが、それが「テロ」を連想させるとして議論をよんでいるそうだ。記事によると、気象庁が天気予報などで使用する予報用語に含まれておらず、現在検討中の改正案にも「不適切」との立場で使用不可になっているとのこと。天気キャスターの間でも意見は分かれているようで、チーム森田の”天気を斬る"などで議論になっている。 そもそも、「爆弾低気圧」は英語の「bomb」もしくは「bomb cyclone」を直訳したもので、Sanders and Gyakum(1980)の「Synoptic-Dynamic Climatology of the “Bomb”」(abstract、PDFリンク有)によって定義された低気圧の発達を示す指数:Bergeron (1 Bergeron= 24