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ブックマーク / mojix.org (7)

  • CouchDBとMongoDBの使い分け - モジログ

    CouchDBとMongoDBをしばらく使ってみて、その使い分けのポイントがわかってきたような気がするので、ちょっと書いてみたい。 CouchDBとMongoDBは、広く「NoSQL」と総称されている非SQL型データベースのうち、「ドキュメントデータベース」と呼ばれるカテゴリを代表する2つだ。ドキュメントデータベースとは、かんたんにいうと、JSONデータ(=ドキュメント)をそのままデータベースに保存できるというもので、従来のRDBのような「スキーマ」がない。複数のテーブルを結合(join)するという使い方をせず、一意キーの指定や比較的単純なクエリーでJSONデータを取り出す。 ここでは詳しい話には踏み込まず、2つのデータベースの違いを私の主観で、ごく大雑把にまとめてみる。 まず、それぞれの強みを私の印象で3つずつ書くと、こんな感じだ。 CouchDBの強み: 1)優れた管理画面「Futon

  • 大学生が不祥事を起こしたら、その大学に責任があるのか?謝罪の「安売り」は謝罪の「インフレ」をひき起こす - モジログ

    大学生が不祥事を起こしたら、その大学に責任があるのか?謝罪の「安売り」は謝罪の「インフレ」をひき起こす ITmedia - 首都大学東京、学長名で謝罪 学生の「ドブス」動画問題(2010年06月18日 16時47分 更新) http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1006/18/news063.html <首都大学東京の学生が「ドブス写真集完成までの道程」と称して一般人を撮影した動画をネットで公開した問題で、同大学は6月18日、「多大なご迷惑をかけ、深くおわびします」という原島文雄学長名の謝罪文をWebサイトに掲載した。学生に対しては「厳正に対処する」としている>。 大学生が不祥事を起こしたとき、その大学が謝罪するというのをよく見かけるが、私はいつもこれを疑問に思う。 その大学生を育てた親であれば、いくらか責任があるという考え方もできるだろう。しかし、

  • ITは「理系」なのか? - モジログ

    ITは一般に「理系」と見なされていると思うが、私はこれはちょっと違うような気がしている。 私は理系だったが、初めてコンピュータを買ったのは27歳のときで、それまではコンピュータと無縁の人間だった。大学のときもコンピュータの授業があったが、まったく理解できず、興味も持てなかったので、課題なども友達のものをただ写して、意味もわからず提出していた。 いまはほぼ誰でもネットを見ているし、昔よりもPCが一般に普及しているので、その結果として、理系でPCが苦手な人というのは少なくなっていると思う。しかし、理系だからコンピュータが得意、という因果関係はやはり成立しないような気がする。 IT業界の中にいる人はわかると思うが、一般的にIT業界で求められるスキル・専門性は、理系的な論理性というよりも、「ものをつくる」のに必要な職人性だ。理系的な論理性というのは、少ない原理から多くのものをロジカルなステップによ

  • 「米国のCTO」がうらやましい - モジログ

    Enterprise Watch - 米国政府初のCTOは誰に-Obama政権の要職にハイテク界の大物の名 http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/infostand/2008/11/17/14320.html <次期米大統領のBarak Obama氏が「米国のCTO」を探している。政府でテクノロジー関連の最高の権限と責任を持つ役職だ。来年1月に発足する新政権の目玉の一つであり、誰が就任するのかに大きな関心が集まっている。ハイテク業界のなかから選ばれるとみられ、メディアでは次々に大物の名が挙がっている>。 <CTO職の設置は、Obama氏の公約であった。「政府とすべての政府機関に、21世紀にふさわしいインフラ、ポリシー、サービスを備える」という新政権の目標を実現するために設けられた役職で、「ネットワークの安全性を確保し、諸機関のCIO、CTOと協

  • 徹夜は恥だ - モジログ

    cpainvestor.com - 超長時間労働を厭わない組織風土をいかにして変えていくべきか http://cpainvestor.com/?eid=98 <私が来る前の今のメンバーの組織は、「クライアントの期待に応える報告をするためには、何日か連続の徹夜も辞さない!」という方々が集まっていました。というか、そういう方しか残れない組織になっていました。「いくら日程的にタイトな状況に追い込まれることが多いM&A関連業務とはいえ、この状況は酷すぎる。体力的、精神的につらいからと言って反発して逃げるのではなく、自分が絶対にこの組織風土を変えてやる!」そう固く誓って、今のメンバーに合流しました>。 <その後、いくつかの困難なプロジェクトをまわしていくうちに、若手スタッフの中からは、「徹夜は恥だ」という思いを共有し、私と同じ手法を真似してくれる方々が何人か現れるようになりました。これは私が狙って仕

  • IT業界がいいのは、つねに勉強せざるをえないこと - モジログ

    先ごろ「10年は泥のように働け」というフレーズ(略称「10年泥」)がネットの一部で大流行して、IT業界の悪いイメージを象徴するキャッチフレーズのようになってしまった気もするが、それでもIT業界はやっぱり面白いところだと思う。 IT業界は、ITという新しいものを扱うビジネスなので、業界自体が未成熟な部分が多い。しかし逆にいえば業界が硬直しておらず、働いている人も若く、会社も若く、人材も比較的流動していて、産業としてもまだまだ成長している。他の業界と比べれば、若くて柔軟で、有望な業界なんじゃないだろうか。 なかでも私がIT業界でいちばんいいと思うところは、IT自体がすごい勢いで発展しつづけており、「いつも新しい」ので、つねに勉強せざるをえないことだ。 私はもうすぐIT業界に入って10年になるのだが、この10年は私の人生のなかでも、いちばん必死に勉強した10年だった感じがする。私なりの「10年泥

  • ブログ毎日更新という「セルフ・トレーニング」 - モジログ

    3月8日に、1年以上にわたって長期休止していたこのブログを復活していらい、それ以降はずっと毎日更新を続けられている。 私は筋金入りのナマケモノなので、またそのうち長期休止に入ってもおかしくないのだが、今回こうして毎日更新を続けられるようになったのには、ちょっとした「悟り」があった。それは、 <ブログ毎日更新は「セルフ・トレーニング」だ> というものだ。 私がブログを更新しなくなるのは、たいてい「忙しい」ときだ。しかし、現代人は誰だって多かれ少なかれ「忙しい」わけで、「忙しい」からブログを書けない、というのはあまり説明にならないと思う。忙しいけれども、時間をさいて面白いブログを書いている人はいくらでもいる。 私の場合も、「忙しい」ことが書けない原因というよりも、「忙しい」ことが引き金になって、いったん書かなくなってしまうと、「別に書かなくてもいい」という心境に陥るのだ。 そして、いったん「別

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