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経済と池田信夫に関するyasu123hのブックマーク (7)

  • デフレ脱却という呪文は、もはや通じない

    前回のコラム「黒田総裁は天才かつ秀才だが、間違っている」は大きな反響があった。そこで、今回はインフレについて考えていきたい。少々長くなるが、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いだ。 3つのインフレとは? インフレには3通りある。 今回の日銀の追加緩和を議論するには、これらを分けて考える必要がある。 第1のインフレは、需給バランスから来るインフレだ。つまり、需要が供給を上回るために、供給側は価格を上げ、需要側は高い価格でも買うことになる。これが需要の強さを計るための指標としてのインフレ率の意味である。 FRBが金融政策を決定するときに、よく「コアコア」指数を重視すると言われる。コアコア指数とは、物価動向から、天候要因で変動の大きい料品や、エネルギーを除いて考える指標である。すなわち、これらは国内需要の強さとは無関係であるからで、昨今、投機的な動きから資源価格が乱高下するから、ということがもと

    デフレ脱却という呪文は、もはや通じない
  • https://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51409536.html

  • アベノミクスは「デフレ不況」の救世主なのか データで見る日本経済の4つの神話 | JBpress (ジェイビープレス)

    安倍晋三内閣は「危機突破内閣」と自称して、13兆円の補正予算や日銀との「共同声明」を出し、筋金入りのリフレ派を日銀総裁に任命するなど、いろいろな景気対策を矢継ぎ早に打ち出している。おかげで株式市場は活況を呈しているが、これは物だろうか? 政治家は何となく物価が下がるのが不況だと思い込んでいるようだが、所得が同じなら、物価が下がると実質所得(名目所得-物価上昇率)は上がる。デフレは消費者にはいいことなのだ。彼らの信じている神話の実態をデータで見てみよう。 【神話1】 円安・株高の原因はアベノミクスである まず次の図1を見ていただこう。ユーロ/円で見ると、2012年8月にECB(欧州中央銀行)のドラギ総裁が、南欧諸国の国債を買い入れて財政支援するとの意向を示したことがきっかけで、ユーロが9月頃から上がり始めた。これはユーロのリスクを避けて円に逃避していたリスクオフの資金がユーロやドルに戻り始

    アベノミクスは「デフレ不況」の救世主なのか データで見る日本経済の4つの神話 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 年功序列の終焉 : 池田信夫 blog

    2013年02月18日15:47 カテゴリ経済 年功序列の終焉 安倍首相には「デフレは貨幣的現象だ」という思い込みがあるようだが、日のデフレは生産コストの変化による実物的現象だ、というのが吉川洋氏の説明である。世界で日だけが15年間に10%以上も名目賃金が下がり、これがほぼデフレ率に見合っている。日銀のオペレーションは一般物価水準を動かすものだから、賃金を変えることはできない。 男性大卒労働者の賃金カーブ(所定内賃金月額・百円)連合調べ 賃下げの原因として誰でも思いつくのは非正社員の増加だが、意外なのは中高年社員の賃下げも進んでいることだ。上の図のようにここ15年で50代のサラリーマンの平均賃金は新入社員の3.3倍から2.5倍まで下がり、絶対額でも月額13万円ぐらい下がった。おおむね40歳前後が労働生産性のピークなので、確実に年功序列は解消に向かうだろう。 これは言い換えると、日のサ

    年功序列の終焉 : 池田信夫 blog
  • 朝日新聞の誤解しているアベノミクス : 池田信夫 blog

    2013年01月08日09:45 カテゴリ経済 朝日新聞の誤解しているアベノミクス 原発についての朝日新聞の記事はでたらめだが、経済記事もひどい。特にけさの1面に出ている「デフレ脱却、成長目指す〈アベノミクスってなに?〉」は、頭の悪い大学生が書いたような記事だ。値段が下がれば、メーカーや販売店の売り上げや利益が減って業績が悪くなる。給料を減らされたり、リストラされたりして家庭も買い物を控えるようになり、さらにモノが売れなくなる。この悪循環がデフレスパイラルだ。まず「値段が下がれば業績が悪くなる」のか。これは一つ一つの商品の値段(相対価格)と物価水準を混同しているが、デフレとは物価水準が下がることだ。商品の価格が1%下がっても、物価が1%下がれば、実質的な価値は変わらない。消費者にとっても、同じ給料で買えるものは増え、ユニクロのように安くなったものはたくさん売れる。デフレは消費者にとってはい

    朝日新聞の誤解しているアベノミクス : 池田信夫 blog
  • ヒトラーの経済政策 : 池田信夫 blog

    2009年12月26日16:43 カテゴリ経済 ヒトラーの経済政策 鳩山首相の政治生命も、秒読みになってきたようだ。1年もしないうちに首相がコロコロ変わる「ワイマール症候群」が続くと、国民の中にヒトラーのような「強い指導者」を望む群衆心理が出てくるのは、古今東西を問わない。日ではそういう心配はないと思っていたが、「100兆円の国債の日銀引き受け」を主張する亀井静香氏が鳩山氏の次の首相候補に擬せられるのを見ると、万が一のリスクも考えたほうがいいのかもしれない。 ナチは一般に思われているように大資の利益を代弁したわけではなく、その正式名称「国家社会主義ドイツ労働者党」が示すように、労働者の党だった。ヒトラーはユダヤ人に代表される大資を攻撃して弱者のルサンチマンに訴え、短期間に権力を掌握したのだ。彼はメーデーを国民の祝日として労働組合を統合・強化し、「生活に困っている者をまず助ける」とい

    ヒトラーの経済政策 : 池田信夫 blog
  • インフレ目標から名目GDP目標へ : 池田信夫 blog

    2012年12月13日17:43 カテゴリ経済 インフレ目標から名目GDP目標へ きのうのFOMCの決定は久しぶりのサプライズだった。特におもしろいのは、6.5%の失業率目標を設けたことだ。これはアメリカの自然失業率が6%前後といわれているのに比べると、やや高い目標だが、今までの時間軸政策が期間を宣言していたのに対して、景気指標で示した点がイノベーションだ(テクニカル)。 ただしバーナンキは「長期的な失業率は景気の構造的な問題や経済政策によって決まり、金融政策によっては左右されない。その上で述べれば、6.5%の失業率は(金融政策でコントロールできる)目標ではなく、その水準に到達したら緩和的な政策を縮小し始めるという目安のようなものだ」と明言し、不肖の弟子の高橋洋一氏のように「金融政策で雇用が増える」などとは言っていない。 以前から時間軸政策の有効性を強調していたWoodfordは、ワシント

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