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2013年1月8日のブックマーク (6件)

  • 将来の価格予測が現実価格に影響を及ぼす

    為替レートが現在の日で大きな関心事だ。円安が進行していることを好感して、株価は上昇している。では、為替レートはいかなる要因で決まるのか? 将来どう動くか? 以下では、こうした問題について考えることにしよう。 これまでも強調してきたように、現在の世界経済で為替レートを決めるのは、国際的な資移動だ。経常収支の動向ではなく、各国の金利動向が影響を与える。金利といってもさまざまな期間のものがあるが、経験的には、2年債の金利差との相関が高いといわれる。2008年以降の推移を示すと、図の通りだ。 04年からの円安は、日の介入だけによるものではない。図にはないが、日米の2年利回りの差が05年から07年頃は4%程度もあったため、円キャリー取引(円をドルにかえて運用する取引)が増加したからだ。 ところが、経済危機後、各国が金融緩和を行ったため、金利差は縮小した。最近の日米2年債金利差は、わずか0.1%

    将来の価格予測が現実価格に影響を及ぼす
  • 朝日新聞の誤解しているアベノミクス : 池田信夫 blog

    2013年01月08日09:45 カテゴリ経済 朝日新聞の誤解しているアベノミクス 原発についての朝日新聞の記事はでたらめだが、経済記事もひどい。特にけさの1面に出ている「デフレ脱却、成長目指す〈アベノミクスってなに?〉」は、頭の悪い大学生が書いたような記事だ。値段が下がれば、メーカーや販売店の売り上げや利益が減って業績が悪くなる。給料を減らされたり、リストラされたりして家庭も買い物を控えるようになり、さらにモノが売れなくなる。この悪循環がデフレスパイラルだ。まず「値段が下がれば業績が悪くなる」のか。これは一つ一つの商品の値段(相対価格)と物価水準を混同しているが、デフレとは物価水準が下がることだ。商品の価格が1%下がっても、物価が1%下がれば、実質的な価値は変わらない。消費者にとっても、同じ給料で買えるものは増え、ユニクロのように安くなったものはたくさん売れる。デフレは消費者にとってはい

    朝日新聞の誤解しているアベノミクス : 池田信夫 blog
  • ヒトラーの経済政策 : 池田信夫 blog

    2009年12月26日16:43 カテゴリ経済 ヒトラーの経済政策 鳩山首相の政治生命も、秒読みになってきたようだ。1年もしないうちに首相がコロコロ変わる「ワイマール症候群」が続くと、国民の中にヒトラーのような「強い指導者」を望む群衆心理が出てくるのは、古今東西を問わない。日ではそういう心配はないと思っていたが、「100兆円の国債の日銀引き受け」を主張する亀井静香氏が鳩山氏の次の首相候補に擬せられるのを見ると、万が一のリスクも考えたほうがいいのかもしれない。 ナチは一般に思われているように大資の利益を代弁したわけではなく、その正式名称「国家社会主義ドイツ労働者党」が示すように、労働者の党だった。ヒトラーはユダヤ人に代表される大資を攻撃して弱者のルサンチマンに訴え、短期間に権力を掌握したのだ。彼はメーデーを国民の祝日として労働組合を統合・強化し、「生活に困っている者をまず助ける」とい

    ヒトラーの経済政策 : 池田信夫 blog
  • インフレ目標から名目GDP目標へ : 池田信夫 blog

    2012年12月13日17:43 カテゴリ経済 インフレ目標から名目GDP目標へ きのうのFOMCの決定は久しぶりのサプライズだった。特におもしろいのは、6.5%の失業率目標を設けたことだ。これはアメリカの自然失業率が6%前後といわれているのに比べると、やや高い目標だが、今までの時間軸政策が期間を宣言していたのに対して、景気指標で示した点がイノベーションだ(テクニカル)。 ただしバーナンキは「長期的な失業率は景気の構造的な問題や経済政策によって決まり、金融政策によっては左右されない。その上で述べれば、6.5%の失業率は(金融政策でコントロールできる)目標ではなく、その水準に到達したら緩和的な政策を縮小し始めるという目安のようなものだ」と明言し、不肖の弟子の高橋洋一氏のように「金融政策で雇用が増える」などとは言っていない。 以前から時間軸政策の有効性を強調していたWoodfordは、ワシント

    インフレ目標から名目GDP目標へ : 池田信夫 blog
  • デフレは不況の原因ではない : 池田信夫 blog

    2012年06月09日11:06 カテゴリ経済 デフレは不況の原因ではない 一昨日の記事に、まだまだ変なコメントが来るので、超初歩的な解説をしておこう。こういう有象無象が何を勘違いしても実害はないが、自民党政治家にも誤解が広くみられるからだ(経済学の知識のある人は読む必要がない)。 よくあるのは藤井聡氏のように「デフレで物価が下落すると収入が減る」という話だが、これは錯覚だ。収入が1%減ると同時に物価が1%下がれば実質的な収入は同じだから、予想されたデフレは実体経済には何の影響も及ぼさない。工学部の教授である藤井氏が、こんな算数もできないはずはないだろう。 もう一つよくある勘違いは、江田憲司氏のような「価格が下がり続けるということは、モノ、サービスよりも貨幣への選好が強い。すなわち、モノやサービスを買うのを手控えて、お金を持っていた方が良いと消費者が考えるからだ」という話だ。みんなが物よ

    デフレは不況の原因ではない : 池田信夫 blog
  • ROOMIEKITCHEN | ROOMIE(ルーミー)

    カット野菜のキャベツ、買うのやめました。ニトリ デコホームの「キャベピィ MAX」が想像以上の実力なんだ

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