9月26日、日銀の佐藤健裕審議委員はロイターとのインタビューに応じ、日銀による外債購入は「期待インフレ率を引き上げる有効策」と述べた。都内で撮影(2012年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 26日 ロイター] 日銀の佐藤健裕審議委員は26日、ロイターとのインタビューに応じ、日銀による外債購入は「期待インフレ率を引き上げる有効策」と述べた。ただ、法律上の制約や海外当局との関係など実現に向けた課題の多さもあらためて指摘した。 消費者物価(CPI)の前年比上昇率1%の「2014年度以降、遠からず」の到達については、「不確実性が強まっている」と後ずれを示唆。経済・物価が見通しから下振れるがい然性が高まる場合には追加金融緩和を「躊躇(ちゅうちょ)しない」と語った。 佐藤氏は、モルガン・スタンレーMUFG証券で経済調査部チーフエコノミスト兼債券調査本部長を務めるなど民間エコノミストとして
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