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2014年7月12日のブックマーク (7件)

  • ポール・クルーグマン「スウェーデン版サドマネタリストの挫折」

    Paul Krugman, “Swedish Sadomonetarist Setback,” Krugman & Co., July 11, 2014. [“Swedish Sadomonetarist Setback,” The Conscience of a Liberal, July 5, 2014.] スウェーデン版サドマネタリストの挫折 by ポール・クルーグマン なるほど,これはなかなかにびっくりだ.これまでよく中央銀行家たちの「サドマネタリズム」について書いてきた――失業率が高くてインフレ率が低いっていうのにとにかくなにか理由を見つけて金利を引き上げたがるあからさまな傾向のことを,ぼくはそう呼んでる. そういう考え方でもいちばん影響力の強い一党が,国際決済銀行だ.どういうわけか,国際決済銀行は多大な尊敬を集めている.「インフレだ!」「 もうすぐくるぞ!」「いやこないかも!」

    ポール・クルーグマン「スウェーデン版サドマネタリストの挫折」
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    金利を引き上げても債務の増加は食い止められなくて,しかもスウェーデンをデフレに追いやってしまった.同中央銀行は急速なUターンを決めて,金利を切り下げている(し,総裁と第一副総裁の意向を却下している).
  • 何度見ても衝撃的な日本のお家芸の論文数カーブ(国大協報告書草案18) - ある医療系大学長のつぼやき

    鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 今回は、各学術分野別の論文数の推移を、論文絶対数および人口当り論文数で列挙していきます。日の「強み」「弱み」を知ることが目的だったのですが、前回のブログで、日はすべての学術分野で弱くなっており、すでに効果的な「選択と集中」ができるような状況にはないことをお話ししましたが、今回の検討でも、同じ感想を持ちました。 特に、日のお家芸と言われた「物理・化学・物質科学」分野の論文数が、2004年の国立大学法人化を契機に、明確に減少しているカーブは、何度見ても衝撃的です。もう、そんなカーブを見せられても慣れっこになって、何も感じない人もいるかもしれませんが・・・。 そして、韓国台湾中国などの新興国が、日が過去に優位性を保っていた産業競争力を凌駕したことについて、技術の流出や経営戦略

    何度見ても衝撃的な日本のお家芸の論文数カーブ(国大協報告書草案18) - ある医療系大学長のつぼやき
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    日本の技術の流出や、経営戦略の失敗などが理由として挙げられているが、論文数の推移をみると、新興国は、大学の研究力を高めるという正攻法によって、日本を抜き去ったことがわかる。
  • ベネッセ個人情報ダダ漏れの件でなぜか孫正義が口出しし「お前が言うな」の大合唱

    個人情報漏洩企業ソフトバンクの社長、ヤフーの会長が何かほざいてるようです。 迷惑営業電話を掛けまくる代理店に個人情報を流し、CCC(Tカード)と組み、ヤフーBBでベネッセと同じように杜撰な管理をした上500円で売買承認させ、顧客の信用情報を毀損し、ショップからも個人情報を漏らし、不正ログインで名前や電話番号を漏らした挙句1人最大10万円の損害をもたらし、顧客名簿を使って外部企業の広告ダイレクトメールを送りつけまくっているソフトバンク・ヤフーが何を、って事で総ツッコミ入っております。

    ベネッセ個人情報ダダ漏れの件でなぜか孫正義が口出しし「お前が言うな」の大合唱
  • スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary

    フェリックス・サーモンがロイターを去って3ヶ月近く経ったが*1、去る少し前の記事で、アトランタ連銀におけるコンファレンスでのスティグリッツの高頻度取引批判を紹介していたのに今更ながら気が付いた。 以下はサーモンのまとめたスティグリッツの論点。 市場は活発過ぎ、変動的過ぎることがあり、また、そうなるのが常である 国際資市場ではそうした野放図な市場は厚生を低下させるというコンセンサスが出来つつある。高頻度取引についても同じことが言える。 高頻度取引はネガティブサムゲームである 高頻度取引自体はゼロサムゲームであるが、高頻度取引を実現するための実世界のコストを考えるとネガティブサムゲームであると言える。 理論的には高頻度取引によって社会的厚生が改善する可能性があるが、以下に見るように実際にはそれは起きていない。 高頻度取引は価格発見を改善しない 価格発見自体は社会的厚生を改善するが、より早く価

    スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    高頻度取引の時代では、大きな指値注文を場に晒しておくのは馬鹿げている。従って、各取引者が指値を晒す時間はコンマ何秒に限定されることになり、市場全体の流動性は減少する。
  • スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary

    フェリックス・サーモンがロイターを去って3ヶ月近く経ったが*1、去る少し前の記事で、アトランタ連銀におけるコンファレンスでのスティグリッツの高頻度取引批判を紹介していたのに今更ながら気が付いた。 以下はサーモンのまとめたスティグリッツの論点。 市場は活発過ぎ、変動的過ぎることがあり、また、そうなるのが常である 国際資市場ではそうした野放図な市場は厚生を低下させるというコンセンサスが出来つつある。高頻度取引についても同じことが言える。 高頻度取引はネガティブサムゲームである 高頻度取引自体はゼロサムゲームであるが、高頻度取引を実現するための実世界のコストを考えるとネガティブサムゲームであると言える。 理論的には高頻度取引によって社会的厚生が改善する可能性があるが、以下に見るように実際にはそれは起きていない。 高頻度取引は価格発見を改善しない 価格発見自体は社会的厚生を改善するが、より早く価

    スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    現在の株式市場は注文やフローに関する情報に極めて敏感になっており、ライバルを出し抜くための偽の注文が溢れている。その結果、無用な情報が増える一方で、有用な情報が少なくなる。
  • スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary

    フェリックス・サーモンがロイターを去って3ヶ月近く経ったが*1、去る少し前の記事で、アトランタ連銀におけるコンファレンスでのスティグリッツの高頻度取引批判を紹介していたのに今更ながら気が付いた。 以下はサーモンのまとめたスティグリッツの論点。 市場は活発過ぎ、変動的過ぎることがあり、また、そうなるのが常である 国際資市場ではそうした野放図な市場は厚生を低下させるというコンセンサスが出来つつある。高頻度取引についても同じことが言える。 高頻度取引はネガティブサムゲームである 高頻度取引自体はゼロサムゲームであるが、高頻度取引を実現するための実世界のコストを考えるとネガティブサムゲームであると言える。 理論的には高頻度取引によって社会的厚生が改善する可能性があるが、以下に見るように実際にはそれは起きていない。 高頻度取引は価格発見を改善しない 価格発見自体は社会的厚生を改善するが、より早く価

    スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    価格発見自体は社会的厚生を改善するが、より早く価格発見が行われることによる改善があるとは考えにくい。 むしろ、より早い価格発見はボラティリティを高めるが、それは一般に良いことではない。
  • スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary

    フェリックス・サーモンがロイターを去って3ヶ月近く経ったが*1、去る少し前の記事で、アトランタ連銀におけるコンファレンスでのスティグリッツの高頻度取引批判を紹介していたのに今更ながら気が付いた。 以下はサーモンのまとめたスティグリッツの論点。 市場は活発過ぎ、変動的過ぎることがあり、また、そうなるのが常である 国際資市場ではそうした野放図な市場は厚生を低下させるというコンセンサスが出来つつある。高頻度取引についても同じことが言える。 高頻度取引はネガティブサムゲームである 高頻度取引自体はゼロサムゲームであるが、高頻度取引を実現するための実世界のコストを考えるとネガティブサムゲームであると言える。 理論的には高頻度取引によって社会的厚生が改善する可能性があるが、以下に見るように実際にはそれは起きていない。 高頻度取引は価格発見を改善しない 価格発見自体は社会的厚生を改善するが、より早く価

    スティグリッツの高頻度取引批判 - himaginary’s diary
    yasudayasu
    yasudayasu 2014/07/12
    マーケット・マイクロストラクチャーの巨匠でもあるスティグリッツ御大による高頻度取引評。