[Scott Sumner, “Focus on 135,” TheMoneyIllusion, August 28, 2020] ぼくらは連銀の政策を変えられる.ここでいう「ぼくら」には,連銀についてあれこれ語ってるいろんな集団がぜんぶ含まれる. もちろん,アメリカ人の 99% は連銀の政策なんかに注目しない.残る 1% は,ぼくみたいな評論家や学者だったり,キミみたいなブログ読者だったり,大手銀行家だったり,一部の政治家だったり,投資家だったりする. 政策をもっと効果的にするには,「135」って数字にずっと言及し続ける必要がある.何度でも,繰り返すこと.もしも平均インフレ率目標を成功させようというなら,個人消費支出水準は,2030年1月に 135 近辺になっていないといけない〔日本語版〕. 連銀は,裁量の幅を広くとれるように,そして,失敗しても言い訳が立つように,これを漠然としたままに
![スコット・サムナー「個人消費支出水準 135 に注視すべし」(2020年8月28日)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8d71ff5111e05619a10d29bb40d7aebaa75c8fbc/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fs0.wp.com%2Fi%2Fblank.jpg)